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NHK『立花隆・最後の旅』を観ての感想と死への想い

 昨31日、朝10時からNHKBS1で放映された『立花隆・最後の旅』という番組を観た。以前、この番組の前編ともいえる番組を観た。その頃、すでに立花さんは亡くなっていた。記憶では、立花さんは、死後、すべての蔵書を古本屋に処分という遺言をお姉さんに伝ええていた。
 今回の番組では、ものすごい量の書籍・図書を保管するために、絶対重さで潰れない建物を建て、本は、どんどん増えていた。
 それでも死後、古本屋へ売却である。
 愛書家としては、古本屋へ売却と言うのも一つの方法である。お金を払って、その本を買いたいという人に売ってもらう。図書館や無料で処分したら、それは価値があるようで薄い。
 私なら、立花氏の本なら、ぜひ高値であっても記念に買いたいと思う。立花さんが思索の資料とした本なら、本であり、記念品みたいな高価値のある本である。
 癌にかかっていた。症状を医者に診てもらったときに、すでに「これは癌だ。」と宣告された、かなり進んでいた。そしていずれ死を迎えることを感じただろう。
 臨死体験などにも、かなり関心を持ち、死とはなにか、死を迎えるには、どうするか、どう考えるか、さぞや悩みもし、苦しみもしただろう。
 そこが立花さん、どういう思索の展開があったか、いまのところ、文章にはあらわれていない。数多くの著書の中に、それが出ているかも知らない。
全集など探して、じっくり探して行こう。
 死は必ずやってくる。
 私も当然、死ぬ。
 どんな形でやってくるか、わからない。
 ここ半月、腰や背中の筋肉痛で苦しんだ。ここ数日は、目覚めたとき、ベットから起き上がれないほどの痛さ、外科医にも見てもらった。貼り薬、飲み薬で一週間は過ぎた。今もって治らない、
 正月明けには、整体・接骨医、鍼灸医に診てもらうつもりである。
 痛みや体調不良で、死ぬことを忘れるほど痛い。
 そんなものかもしれない。
 元旦のnoteである。
 本年もよろしくお願いします。

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