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新技術試し中

樹脂モールド

今回はこれまでにあまりやってこなかった技術を色々試しています.1つ目は回路の樹脂モールドです.2液混合性のエポキシ樹脂がかなり安く手に入ることと,3Dプリンタでかたどりすればどんな形でも行けそうだと思ったところからがスタートです.
水物の基本である貫通穴をあけないことと,ベースの板を用意してそいつごと回路を樹脂埋めすることにすればだいたいうまくいきそうです.今回はベース板への固定をしなかったので一部配線が浮いてしまいました.
3Dプリンタで作った型は結構頑丈です.充填密度下げても壁で強度が出ているので,底面ははがすの結構苦労しました.壁面厚さは樹脂が流れ出るのを防ぐ役割も期待しているので,大変だけど初期設定のままがよさそうに思います.型をはがすときには工業用ドライヤーがあるといい感じに柔らかく外しやすくなりました.あと端っこが欠けやすいです.離型剤は試すの忘れたので,次回覚えてたらやってみたいと思います.
モータドライバが内部の容量を食っていますが,放熱板ごとモールドしてしまえば容器外に出せそうです.こちらもいずれ試さねば.

磁石蓋

今回のAUVは天面からバッテリー交換を行います.最初はねじ止めを考えましたが,蝶番とドアキャッチャーでやってみることにしました.どちらもホームセンターの建具コーナーにあります.ただ,ドアキャッチャーはばね式だと力が強すぎたので,別の方法を考えています.
それが下の磁石方式です.100均でネオジム磁石が売っていましたので,こちらを3Dプリンタ部品に埋め込み,極小の棚受け金具で吸着させます.ネオジム磁石は色々と話題に上がっていますが,このまま100均で取り扱い続けてほしいですね.
もう一つ,天面に手をひっかけるための穴をあけたので,通常航行時はそこが板でふさがれるよう,ばね式の開閉具をつけようとしています.自身の設計でばねを活用するのって初めてかもしれません.回転中心の設定を間違えたせいで使えないところで開閉する奴になってしまったので,こちらはまた今度リベンジします.

簡易防水ケース

ツイッターでも様子を投稿しましたが,アクリルケースの合わせ面を気密防水テープでふさげば,防水容器を製作することが可能です.ちゃんと水圧がかかるとシールが効いていき,浅い水圧が効いていないところでは粘着質の部分がちゃんと水を止めてくれています.
カメラ封入用に確認をしていましたが,買ったカメラが容器より大きいという事態が発生.仕方がないので容器は探しなおしです.どこかにアクリル製の良い容器はないものでしょうか.

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