7月21日(金) 「醗酵飲料(ウィスキー)・Laphroaig(ラフロイグ)」
今日の豊田も快晴。
最低気温は25℃、最高気温は35℃。
やっと梅雨明け宣言でましたね。さてさて、コレからの夏、どんだけ暑くなるのでしょうか?さて、
昨日は「未利用魚・カガミダイ」についてお伝え致しましたが、今日は臭いウィスキーのアイラモルトの代表格でもある「醗酵飲料(ウィスキー)・Laphroaig」についてお伝えして行きたいと思います。
Laphroaigと書いて、ラフロイグとは読めませんよねぇ。
コレはゲール語なので、そう言う発音になるらしいのですが、意味としては「広い湾の傍の美しい窪地」。え?こんな一語にそんだけの意味が込められるの??との素朴な疑問はさて置き(笑)。
以前ご紹介のLagavulin、ソレに加えてArdbeg、そしてこのLaphroaigがアイラ島の南岸3兄弟、キルダルトン3兄弟とも言われているワケですが、この3つの蒸留所の特徴としては、強烈なピート香とスモーキーさ(Lagavulinはその中でもややお上品なのですが)。そんな中でも、このLaphroaigについては「アイラの王」とも呼ばれているそうで、矢張りアイラモルトの代表格と言う位置付けになっています(因みに、「アイラの女王」はBowMore)。
前にも書きましたが、この強烈なピート香とスモーキーさはヨードチンキとか正露丸を思い出すヒトが多いようです。この強烈な香りとクセがあるが故に、大好き派と大嫌い派が真っ二つに分かれてしまうと言う(笑)。個人的には大好きですね。
このLaphroaigの定番と言えば10年モノで、コレは気の利いた酒屋やディスカウントショップ、ネット等でも購入可能なお酒なので、見たコトもあるヒトは多いかと思います(ソレだけメジャーであると言うコトは根強いファンが割と多い、と言う証左でもあろうかと思います)。
この定番以外にも、Select Cask・QA(Quercus Alba)Cask・Quarter Cask・Lore・Cairdeas 15年・AnCuanMor・Triple Wood・PX Cask・1815 Legacy Edition・18年・25年Cask Strength Edition・30年と様々なラインナップがあります。が、こうして並べてみると、飲んだコトあるのは10年とQuarter Cask・PX Cask位でした(汗)。やっぱ高いですからねぇ(泣)。
また、以前アイラ島に行った際に当然の如くLaphroaig蒸留所も訪問しましたが、ファンサービス?に注力している蒸留所らしく(笑)、中々に充実したトコロでありました。流石です。現チャールズ国王もこのお酒をご贔屓にしていると言うのも頷けます。
このお酒の飲み方としては、個人的にはその香りを愉しみたいコトもあって、ロックかストレート。でも、ハイボールも割とイケます。このお酒も円安やら原料価格高騰やらの影響もあって、ご多分に漏れず年々値上がりしつつあるワケですが、ビール替わりの最初の一杯として、コイツのハイボールで喉を潤す、なんて中々サイコーじゃあありませんかね。
お店にも入れたい気はしています。
と言うことで、今週はこれにて。
暑い日々が続きますが、体調管理には十分気を付け、良い週末をお過ごし下さりませ。
来週月曜日は、「二十四節気・大暑(たいしょ)」について書いて行こうと思います。
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