見出し画像

2024年7月4日(木)「内臓料理(動物)・腸関係」

今日の豊田は曇りのち晴れ。
朝の最低気温は26℃超、日中の最高気温は35℃近く迄上昇。いやはや、今日もキケンな暑さでした。ホント温度に鈍感なお年寄りは、ヘタすると熱中症で死にますね。気を付けないと。さて、

昨日は「醗酵飲料・クラフトビール」について書いてみましたが、本日は「内臓料理(動物)・腸関係」について書いて行きたいと思います(冒頭写真は韓国の馬場洞畜産市場で買った豚の直腸を湯掻いて輪切りにしたモノ)。

本noteを以前の分からお読み戴いている方は薄々お気付きだとは思いますが(笑)、自分はサカナ好きでもあるのですが、モツ好きです。
比較的サッパリ系のサカナのモツも好きですが、コッテリ系(?)と言うか食べ応えのある動物のモツはドチラかと言えばツマミに適したサカナのモツとは異なり、メインを張れる主役級なんですよね。
その動物のモツ系にも、ハツ(心臓)・レバー(肝臓)・チレ(脾臓)・マメ(腎臓)等所謂「赤いモツ」と、草食系だと牛や鹿のミノ(第一胃)・ハチノス(第二胃)・センマイ(第三胃)・ギアラ(第四胃)、雑食系(イノシシ・豚等)のガツ(胃袋)、そして今回のテーマである(?)腸関係(即ち、小腸・大腸・直腸)等の「白いモツ」があります。因みに、同じ腸関係者に関しては、十二指腸とか盲腸なんかもアリますが、コレらは殆ど食用に供されるコトは無いので、ココでは割愛です(笑)。

焼肉業界に於ける業界用語としては、小腸は「コテッチャン」(小さな大腸との意)、大腸は「テッチャン」(大腸の韓国語読み)、直腸は「てっぽう」(韓国語ではマクチャン(但し、豚のみ))と呼び習わしてます。
そんな中でも個人的に一番美味いと思うのは、てっぽう。焼きトン屋に行ってほぼ必ず頼むのが、てっぽう。この部位は直腸なので、即ちウンコを溜めておいてヒリ出すトコロ。ウンコ臭いと敬遠されるべきと思われるかも知れませんが、ヒリ出す為に一番筋肉が付いていて、脂も溜まっている(のかな?)部位なので、不味かろうハズはありません。小腸や大腸は、ある意味サッパリし過ぎていると思いますが、この直腸部分は裏切りません。ソコソコ肉厚の食感と、筋肉質な弾力、ウンコ臭いとは言わないけれども、はんなりとした旨さ。コレは間違い無いヤツです(但し、丁寧な下処理がされているコトが前提)。

生の大腸と直腸のセット(笑)。

やっぱ、キチンとした処理のされた一流のモツ焼屋さんで食すてっぽうは最高の部位だと思います(勿論、小腸・大腸の焼物、煮込みも美味いっすよ)。
何とか、上手く入手・処理して、(もしかしたらモツが余りお好きではない方も含めた)皆様にも気に入って戴ける逸品を作り出すコトが出来ればエエな、と考えています。

明日は「醗酵食品・とうふよう」についてお届けしたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?