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9月7日(木)「醗酵飲料(焼酎)・黒木本店の各種焼酎」

今日の豊田は朝方雨、その後晴れ一時雨。
最低気温は22℃、最高気温も32℃止まり。
徐々に気温が低下してますし、夜も過ごし易くなって来てクーラー無しでも寝られるようになって来ましたかな。日中の気温が然程下がらないのは已むを得んですが、朝方の気温が22~23℃に迄下がってくれるのは、早朝散歩を日課とする人間にとってはありがたい限りであります。さて、

昨日は「醗酵食品・田子の塩鰹と田子節」について書きましたが、本日は「醗酵飲料(焼酎)・黒木本店の各種焼酎」について書いて行きたいと思います。

黒木本店。
言わずと知れた?宮崎にある著名酒造メーカーさんです。恐らく黒木本店の名前が世に知れ渡ったのは、1985年に発売した「百年の孤独」と言う名のプレミアム麦焼酎のお陰なのではないかと思われます(今上天皇が皇太子時代に愛飲していると話題に)。
自分が黒木本店のコトを知ったのは、前にもお話ししたコトのある船橋市の酒屋さんの「相定酒店」が黒木さんの特約店になっていた為です。相定さんでは、彼らのラインナップを豊富に取り揃えていて且つプレミアム付いてるモノでも定価で買うコトが出来たので、当時発売されていた銘柄については多分殆ど飲んだんじゃないかな、と思います。
今も、東京で住んでいるウチの近くにある大阪屋酒店さんも黒木さんの特約店になっているので、新作も含めほぼラインナップは取り揃えてます(最近は全ての銘柄を試してはいませんが)。
今年に入って出された「失われた時を求めて 第二篇 栗」は見付けてスグに買いましたが、中々に秀逸なお酒でしたね。流石、黒木さん。

黒木本店の創業は1885年(明治18年)の老舗焼酎蔵で、「焼酎一筋」との想いを持ち、土地を耕し、種を蒔き、栽培から収穫まですべてを自分たちの手で行うと言う、誠実な態度で酒造りに臨む、非常にマジメな蔵です。また、製造過程で生じる廃棄物は有機肥料として有効利用し、自然の恵みを自然に還す、まぁ今流行のコトバで言えばSDGsもそのコトバが出来る相当以前から念頭に置きつつ、でも常に前衛を志す変革者でもあり、そのために研究開発を怠ることなく、理想を追求して行きたいのだと、HPにも記載されています。
その言葉通り、伝統的な焼酎造りにマジメに取り組みつつも、例えば尾鈴山蒸留所を新たに作ったり(と言ってももう25年も前のコトですが)、2019年からはその尾鈴山蒸留所でウィスキーやクラフトジン造りにも挑戦したりと、理想の追求に余念がないようです。
 
そんな黒木本店が造り出す焼酎の数々。
原料作りから自分たちでやっているし、上述のように誠実な態度での酒造りに励んでおられるので、ソレらのお酒が不味かろうハズはありません。芋焼酎では「喜六」・「喜六 無濾過」・「」・「橘 原酒」・「謳歌」・「爆弾ハナタレ」・「」、麦焼酎では「中々」・「陶酔 中々」・「百年の孤独」、米焼酎の「野うさぎの走り」、尾鈴山蒸留所からは「山ねこ」(芋)・「山猿」(麦)・「山翡翠」(米)、コレら以外に「失われた時を求めて 第一弾 桜」・「第二篇 栗」、焼酎以外でもOSUZU MALTのNew MakeとNew Bornのシングルモルト、OSUZU GINのクラフトジンなど、可也多彩なラインナップを取り揃えています。
「球」と「失われた時を求めて 第一弾 桜」、シングルモルトとクラフトジン以外は全て飲んでますが、何れも秀逸な造りをされてます。
 
ただ、惜しむらくは以前黒木本店さんを訪問した際には、尾鈴山蒸留所が工事中か何かで行けなかったコト。次に訪問する際には、是非行ってみたいと考えています(尚、当時お相手して下さった専務が今は代替わりで社長をされているし、大阪屋酒店さんとも仲良しのようなので、事前にアポとって蔵見学させて貰いたいと考えてます)。
と言うコトで、この蔵のお酒については開店の暁には外せないラインナップとなりそうです。
 
明日からは次の節に入りますので、「二十四節気白露(はくろ)」についてお届けして行きたいと思います。


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