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10月25日(水)「漁師料理・鯛めし」

今日の豊田も晴れ。
朝方の最低気温は11℃、日中の最高気温は24℃。
良い天気が続いてます。週末に掛けても良い天気は続くようで、ありがたや。さて、

昨日は「二十四節気・霜降(そうこう)」について書きましたが、本日は「漁師料理・鯛めし」ついて書いて行きたいと思います(冒頭画像はコチラから拝借しました)。

鯛めし。
まぁ、一般的に「鯛めし」と言われて思い付くのは冒頭画像のような、焼いたマダイを土鍋に入れ、生米から炊き上げたヤツのコトを言うのだと思います(実は斯く言う自分も鯛めしと言えばコレ作ってました)。

でも、実際のトコロ「鯛めし」としては主として2つの大きなモノがあると思います。
一つ目は自分が先ほど挙げたフツーの鯛めし。即ち、焼いたマダイを土鍋に放り込み、ゴハンが炊き上がった段階でマダイからホネやその他のアラなどを外して身だけをゴハンと和えて食べるヤツ。コレはコレで、美味いですよねぇ~。
土鍋を開けた際のバエ感もスバらしいし、ホネやアラから出る出汁で食っても大変美味い。ただ、酒飲み的には酒飲んでる時にゴハン食いたいと思わないので、最後のシメのお茶漬けとか、翌朝の二日酔いメシなんかにするのが良いのかな。
何れにせよ、この炊き込みご飯にする鯛めしは矢鱈と美味い(wikipediaに拠ると、どうやらコレは北条鯛めしと言うらしい…初めて知った…)。

二つ目の鯛めしとしては、宇和島鯛めし
コレはマダイの刺身を、醤油を主体にしたタレに生卵・胡麻・刻み葱等の薬味を混ぜたモノに和えゴハンに載せたモノで、この近辺のひゅうが飯のマダイバージョンと言うコトらしい。
この鯛めし、以前宇和島を訪問した際に食って、コレはコレで美味いモンだな、と痛く感心した記憶あり。
そりゃあ、刺身にアレらの調味料、更に生卵迄加えたんじゃあ、不味くなるハズも無いですよねぇ。ただ、食した当時もタレの美味さが絶妙であったやに思いました。タレで食わせる料理なんでしょうねぇ。

何れにせよ。
マダイと言うおサカナは超メジャー級の魚であり、全く未利用魚とは縁のないスター選手みたいなヒトではありますが、矢張りマダイってのは魚の王様である為、もしも鮮度良いモノがお安く手に入ったり、どうしてもハレの日に満足したいお相手と来られるコトがあれば、一生懸命そのお手伝いをさせて貰います。
と言うコトなので、そういう場合やたってのご要望等があった場合には、お店でも北条式であれ、宇和島式であれ、鯛めし出すコトあり得ますし、必要とあらばマダイ以外の未利用魚のひゅうが飯だって出してしまおうと思いますので、お心の奥底に斯かる事例ありと心得ておいて下さりませ。

では、本日はコレにて。
明日は「有害鳥獣・キョン」について書いて行きたいと思います。


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