見出し画像

2024年4月8日(月)「醗酵飲料(ウィスキー)・尾鈴山蒸留所OSUZU MALT Cedar Barrel」

今日の群馬県みなかみ町は曇り、夜になって雨。
朝方の最低気温は9℃、日中の最高気温は20℃。
昨日から赤城南面千本桜での花見と、前職同期のお方が経営されている温泉宿にお世話になる為にこの辺に来たのでした。天気はあまり良くはないものの、桜はほぼ満開、温泉もサイコーと言うコトで良い骨休みになってます(って、毎日がホネ休みですが…(笑))。さて、

先週末は「内臓料理(魚)・めふん」についてお届けしましたが、今日は「醗酵飲料(ウィスキー)・尾鈴山蒸留所OSUZU MALT Cedar Barrel」について書いて行きたいと思います。

マズは尾鈴山蒸留所。
ココは、「百年の孤独」や「中々」等の旨い焼酎を造り出す宮崎の黒木本店さんが1998年に設立した蔵で、五代目となる現社長の黒木信作さんが中心となって5年前の2019年からウィスキーやジンも作り始めています。
ココ尾鈴山では年間降水量が3,000ミリもあり、その豊富な水が地中を幾層も浸透する過程で豊富なミネラル分を蓄え、山によって濾過され、そして磨かれた硬度の低い軟水がふんだんにあるのだそうです。また、その水分を適度にコントロールして微生物が活発に活動するコトの出来る宮崎県原産の飫肥杉(おびすぎ)を使った嵩の深い桶や麹室等、全て木製のモノを使っているのだとか。そして、使用する原材料の薩摩芋や麦も自家農園で作られたモノで丁寧に酒造りをしいているワケなので、不味い酒が出来るハズもありませんね。

とまぁ、そんな尾鈴山蒸留所が満を持して(?)造り始めたクラフトウィスキー。水に拘り、設備に拘り、原材料も自作で丁寧に造られているワケなので、コレまた悪いモノが出来るハズもありません。まぁ、造り始めて間もないので、試行錯誤の連続であるとは思いますが。
上述の通り、この蒸留所では2019年にウィスキー造りを始め、2020年7月に最初の製品となる「OSUZU MALT New Make」(1回目を焼酎機で、2回目を銅窯で蒸留。樽熟成前(なので無色透明)、59度)を限定4500本で発売、2021年8月には「OSUZU MALT New Born」(宮崎県産栗とアメリカンオークの樽で18ヶ月熟成、59度)、2022年3月に「OSUZU MALT New Born」(宮崎県産桜とアメリカンオークの樽で27ヶ月熟成、59度)、2023年4月に「OSUZU MALT Chestnuts Barrel」(宮崎県産栗とアメリカンオークの樽で3年熟成、カスクストレングス59度)、そして2023年10月に発売されたのがこの「OSUZU MALT Cedar Barrel」(宮崎県産杉とアメリカンオークの樽で3年熟成、46度)。
(アレ?やべ。つい先月の2024年3月に「OSUZU MALT Sakura Barrel」(宮崎県産桜とアメリカンオークの樽で熟成、46度)も発売されてた…)
何れも、尾鈴山蒸留所のOnline Storeでは発売と同時にほぼ完売してしまっている為、現時点では特約店さんに売れ残っている(?)在庫があれば定価で買うコトが出来る、と言う状態にあって(あ、アトはメルカリなんかでは転売ヤーさん達によるプレミアム販売(?)はありますが)、中々に入手困難な状況にあります。今回のも、時々パトロールする酒屋さんに在庫あったモノをゲット。

とまぁ、そんなカンジで着々とウィスキー造りに勤しんでおられる尾鈴山蒸留所ですが、肝心のお味の方はと言うと、コレが勿体なくてまだ飲んでないんですよね。流石に入手困難なお酒になってしまっているので、おいそれとは開けられないんです(笑)。
ネットでの感想を見てみると、「杉樽の風味でビター。ドライな余韻は、かなりスパイシー」等の評価になってますが(他のレビューは殆ど出てないや)、どうなんだろうか。まぁ、黒木さんの造る酒なので、間違いはないと思うモノの、自分の舌で確かめないとね。
いつか、ハレの日にでも開けたいと思います。

と言うコトで、本日はココまで。
明日は「有害鳥獣(ではないですが)・ヨシガモ」について書いて行きたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?