ツダケン大陸!

テレビミーハー記録みたいになってるけど、津田健次郎さんは外せなーい!「情熱大陸」観た!
写真集買ってなくてごめんなさいなんですが、わたしはこれまた意外と昔に津田さんのお声聴いてました。ジョジョの第1部で、メアリ・スチュアートに仕えた騎士の亡霊みたいなブラフォード役!「意外ッ!それは髪の毛!!」で知られるキャラクターでした。最期にはジョナサンに勇気と記した自らの剣を贈って成仏したんだよなー。
まだその頃は、ツダケン前なお声だったかなー、

ツダケン後というか、今のお声の感じになって再会?したのは、「ゴールデンカムイ」での尾形役、そして朝ドラ「エール」のナレーション、あたりからで、他のアニメもたくさん出てらして。
後からブラフォードだったの知りました。
気だるそうでクールなんだけど、体温低そうなのに沸々と怒りをたぎらせてたりする独特のたまらん空気多めな低く響く声は唯一無二、すぐ聴き分けられる!お顔がまたハンサムで渋い!
ドラマも次第にご出演増えて来ててどれもいいんですよねー。佇まいが良い。
しかしこの人気ぶりは、ご本人が狙ってやったとかではなく、長年地道に役者の道をトライアンドエラーで探ったりぶつかったり全身全霊で取り組んで来られた結果、認知されて来たという事で、とかく人気の仕事にありがちなパッと取り立ててもらうなんてものじゃないのが尊い。近道なんかじゃない。声の仕事もオーディション受けては落ちはどなたも同じだし、津田さんもそうやって多くの役を掴んで来られた。ドラマはセリフ覚えて動きもつけて、演じる筋肉の使い方が違うから苦労もたくさん。でも、映像のお仕事にも声がかかるということは過去のドラマや映画の出演を観て良いと思うからオファーが来るので、そこでまたもがいて苦労しながらもより良い表現を提供しようと挑む津田さんの姿が感動を呼ぶんだと思います。

そして、写真集の売れ行きよ!今年のトレンドワードはツダケンで良くないか?
アイドル並みな写真集の売れ行き、すぐ重版、サインする冊数の多さが倉庫全部ですかみたいな、数じゃなくて量になっとる!
ファンへのお渡し会での個別トークがまた優しくて。やわらかい関西弁で、寝不足な方を気遣い、受験生にエールを贈る。えいえいおー!
仕事場でもベテランなのに腰が低くて後輩の声優さんにも丁寧に接してらして、優しさで溢れてる。
「大奥」の時はスタジオを借りて自主練!すごい!ここまでして作り上げてるんだ!台本百遍読む勢いで体に染み込ませて所作もきっちり!
声のお仕事でも台本読み込んで、キャラクターを理解されてから自然に役になれる努力をされているとの事で、声優さんはそういう方殆どじゃないかと思います、いつもみなさん台本チェック読み込み、深夜に及んでもなさってるご様子仄聞します。津田さんもしっかり準備して役に向き合われていて、これって芸事だけじゃなくて仕事全般に於いて大切な事だなーと。準備とか下調べできる限りやって、求められるより上のものを提供出来るように努力する。

しかし、「呪術廻戦」の七海建人の最期の回は、本当に辛そうで、津田さんが死んでしまうのでは?な演技と表現でした。しかも、絵がまだ全然出来てなくて、これ誰みたいなマルで示されたキャラの位置くらいしかなくてあの演技ってもう声優さんって神だな。逆に、演技から絵を起こす時もあるんだろうな。声優さんの声のみならず、表情や息のタイミングを絵が合わせてる感じしました(七海最期場面アニメ見直した)。
作画も神、声も演技も神、そうやって作り上げられるアニメーションの凄みに感動!

津田さん1月からのドラマも決まってて、もーほんとお体大切になさってくださいと思いつつ新たなステージ、作品での活躍に会えることを楽しみにえいえいおー!


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