ピアノについて書くことにしました。
僕の人生で大切なものは?ときかれたら、ピアノはかなり上位に来ると思います。ピアノは僕が物心ついた時から、ある時は僕の遊び相手として、またある時は暗い感情を受け止めてくる相手として、さらには物事の厳しさや忍耐強く続けることの大切さを教えてくれるものとして、ずっと存在していました。そして、これからもピアノとは何らかの形でずっと関わっていくんだろうな、と思っています。
僕のピアノ歴は別の機会に書くとして、ここに来て僕のピアノに対する向き合い方が少し変わったここ数年について書いておきたいと思います。
僕は2020年に東京からスウェーデンに引っ越しました。さらに現在去年の夏から一年限定でブリュッセルにいるのですが、このヨーロッパ生活の中で自由な時間が増えたことで、ピアノに費やせる時間もかなり増えました。
東京にいた時は15分くらい簡単な曲を軽く弾くだけだったり、1か月以上もピアノに触らないということも珍しくありませんでしたが、今では技術的な練習も含めて、毎日一時間以上弾けています。するとどうなったかというと、ピアノを習うことをやめて以来、さまざまなどうも弾く気が起きなかった難曲をまた弾く気が起きた、そして新しい曲をさらう気が起きたという二つの変化が僕の中に起こりました。
今では東京にいた頃よりも明らかにピアノの体力が付いたなという実感があります。指の動きについては、多分技術的にピークだった高校の時みたいには追いついていないですが、それでもまだ質の高い練習をすれば、それなりのレベルで弾けるようにはなれる気がするのです。
というわけで、日々の練習の記録やら、気分的なものを独り言のように書いていきます。(このnoteはあくまでも自分のための記録と思っていますが、もし興味のある方は気軽に読んでもらえると嬉しいです)