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生活の哲学

生活から浮き上がってくる考察、執筆・仕事の方法、読んだもの見たものの批評などを連想的つながりで掲載していきます。Twitterでは十分に書けない考察の背景や補足情報も書こうと思い…
日々の経験に反応して書く、というのは僕自身のレッスンなのですが、それが読者の方々にとって「何かを書…
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#新聞連載

歴史について(京都新聞連載14)

初出:京都新聞夕刊、連載「現代のことば」、2023年12月。 * 今年は、ChatGPTが登場したこ…

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千葉雅也
1か月前
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批評の権利(京都新聞連載13)

初出:京都新聞夕刊、連載「現代のことば」、2023年10月。 * 最近、昔書いた授業のレポート…

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千葉雅也
2か月前
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自然に書く(京都新聞連載12)

初出:京都新聞夕刊、連載「現代のことば」、2023年8月。 * 今年は3作目の中編小説『エレク…

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千葉雅也
6か月前
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自分自身というお荷物(京都新聞連載11)

初出:京都新聞夕刊、連載「現代のことば」、2023年6月。 * 新しいフレームにそろそろ変え…

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千葉雅也
7か月前
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速度の変化(京都新聞連載10)

初出:京都新聞夕刊、連載「現代のことば」、2023年3月。 * すぐにやる。もたもたしない。…

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千葉雅也
11か月前
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若々しい憧れを捨てる(京都新聞連載9)

初出:京都新聞夕刊、連載「現代のことば」、2023年1月。 * 2023年の目標は原点回帰。先に…

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千葉雅也
1年前
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量を書くこと(京都新聞連載7)

初出:京都新聞夕刊、連載「現代のことば」、2022年9月。 * 今年の9月で、関西に来て10年になる。学者、書き手として仕事を始めて10年。その最後に、本気で小説に取り組むことになるとは思わなかった。まあ、いわゆるセカンドキャリアだとも言える。10年にもなれば気分を変えたくなってくる。企業で働く友人と話していても、やはり40代になって、今後のキャリアをどう考えるかが話題になる。 小説を始めたことで、書けるものの幅が広がった。哲学思想の論述というのは、かなり狭い範囲での言

有料
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気候変動とデカルト的精神(京都新聞連載6)

初出:京都新聞夕刊、連載「現代のことば」、2022年7月。 * 梅雨になり、夏になる。季節が…

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千葉雅也
1年前
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脱目的性、それが人間性である(京都新聞連載5)

初出:京都新聞夕刊、連載「現代のことば」、2022年5月。 * 要するに「何が欲しいんだ」、…

千葉雅也
1年前
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ジャンルを横断するリズム(京都新聞連載4)

初出:京都新聞夕刊、連載「現代のことば」、2022年2月。 * ひとつの仕事、ひとつのジャン…

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千葉雅也
2年前
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負荷を楽しむ(京都新聞連載3)

初出:京都新聞夕刊、連載「現代のことば」、2021年12月。 * 最近もしかすると自分にちょっ…

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千葉雅也
2年前
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話半分と真に受けること(京都新聞連載2)

初出:京都新聞夕刊、連載「現代のことば」、2021年10月。 * このところ仕事が多く、先週ド…

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千葉雅也
2年前
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時代と店(京都新聞連載1)

初出:京都新聞夕刊、連載「現代のことば」、2021年8月。 * 僕の回では、そのときどきの雑…

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千葉雅也
2年前
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無意識と未来(信濃毎日新聞連載11)

信濃毎日新聞での連載「思索のノート」の第11回、最終回です。2021年1月の文章。 * 緊急事態宣言が延長になるというニュース。まあ、とにかく本当にストレスが続いている。喫茶店に行くのも減り、明らかに運動不足だ。遅くまでお店が開いていないから早めに飲み始めることになってしまう。お気に入りの店で休業しているところもある。 僕はシンプルに言って世の中が元に戻ってほしいと思っているが、コロナ禍が全人類的なトラウマとして歴史の節目になることはもうしょうがないのかもしれない。そこ

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