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過去に撮った写真の価値

フォトグラファーへの道のり Vol.o10

<私は未来のフォトグラファーを応援致します>
フォトグラファー Masayaです。
カメラ歴30年余り。現在でも現役のフォトグラファーとして活躍している「フォトグラファー Masaya」が、未来のフォトグラファーを応援するため、私の経験を面白く感動的に書きながら発信して行きます。

今日は、自分が過去に撮影した写真の価値についてのお話です。

今更ながら、Instagramを始めようと思った。
自分はSNS等は、どうも苦手らしくなかなか続かない。
Instagramに投稿している写真は、一枚だけ。

Twitterもそうだが、一番の原因は、自分がとてもせっかちだと言うことだ。
すぐに、フォロワー数やいいね👍の数を期待してしまう。
すぐに、皆の投稿に埋もれてしまうのもわかっているのに。

コツコツ毎日確実に。一から始めたいと思う。
そんな事を思いながら、ふと今までの過去に撮ってきた写真の事を思い返してみた。

フィルム時代には、カラーでの風景写真や、モノクロスナップ等での個展も開いた。
デジタル時代になると、マクロレンズで花ばかりを追っかけていた時期もあった。
写真教室を開き、生徒さん達とあちらこちらに撮影に出かけた。
撮影旅行も企画した。

でも、自分がやりたい方向が見つかると、そんな節目節目の度に、僕は膨大に撮り溜めてきた過去の写真を処分する。
フィルムでも、デジタルデータでも簡単だ。
ゴミ箱に入れるだけ。

自分で、何故かもわかっている。
理由は簡単だ。
邪魔になる。もう使わない。今の写真の方が良い写真が撮れる。
過去の写真を見返すのか?

そんな思いで、スパッと切り捨ててしまう。

実家に、一枚だけ風景写真を撮っていた時にプリントした風景写真が廊下に飾られている。いつみても良い写真だし、これ以上の写真は撮れないと思う。

もし、過去に戻れたとして、撮影毎にお気に入りの写真を、10枚づつ残していれば・・・

お金には換えられない、自分の写真歴をきっちり証明する証拠となっただろう。


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