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ジャックニコルソン 考察①

noteというものがあるってことを年明けに知り、なんでも偏ったことを好きなだけ発表できるという俺にしてみたらInstagramよりもいいやないか。

というわけで、

1発目はジャックニコルソン考察でもやってみよか。

大好きな人からしたら「ジャックニコルソン考察」ってタイトルだけで半勃ちやんな。けど焦らずぼちぼち考えてみよう。(ちなみにメモとかもなくいま思いついたことを好きなだけ書くスタイルでいきますわ。)

素人の俺からしたら良い役者ってのは大きく分けて2つのパターンがあって、1つは本来の自分の匂いまで消してその役にまじでなりきっちゃう人。デニーロアプローチなんてやつはこっち。

もう1つは本来の自分の匂いがでちゃってますよ!のタイプ。ニコちゃんはこっち。

出ちゃってんの。人柄が。(松田優作からもこれを感じる。)

どっちが好きかは人それぞれの好み。

ここでは、ニコちゃん、出ちゃってますよ、人柄が。ってことも書いていこうと思っています。

イージーライダー 

まずはやっぱりこれ。イージーライダー 。

「がぁぁー!ニッニッニッふぁっふぁっふぁっ…インディアン。」

この映画はこれが全てである。

この後のデニスホッパーの混乱した顔のアップを観れば全世界が驚いたことは間違いない。

こいつ誰なんだ。という衝撃。

サーモントの眼鏡にクリップオン。それに薄めのヨコワケハンサムボーイ。

焚き火のシーンでもニッニッって言うてはるんやけど、イージーライダーのニコちゃんはいろんな作品の中でもかなりまともな人柄を演じている。

自由を説くシーンは素晴らしい。あの言葉だけでいろんな映画が作れそうや。俺にお金があったらこのシーンの言葉から映画を作る。

このセリフはテリーサザーンが全て考えたのかわからないけど、今の時代にまで響かせる言葉はそうそうない。個人的にはテリーサザーンということで「博士の異常な愛情」と繋がってるとこがまたおもしろい。

繋がってるといえばヒッピーの集団に「さらば冬のかもめ」に出てくる女性いるよね。そんでヒッピー達をカメラを回転しながら一人一人の顔を映すシーンがあるけど、あれは「ファイブイージーピーセス」のニコちゃんが実家でピアノを弾くシーンと同じやと俺は思っている。ほんと素晴らしい。

それとエンディングで流れるザバーズの歌は「あの素晴らしい愛をもう一度」に似てるんよなぁ。てことは京都とアメリカは繋がっている。

1番のつながりは「ファイブイージーピーセス」これは飽きてきたので第二回にします。

ってことでイージーライダーを観ても意味がわからないって人に言えるのは、この映画は素晴らしい。最高。




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