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西荻窪のイタリア料理店はイタリア人もびっくり

2021年12月25日、ゴローゾテツ、チェルキオ、ゴロシタ他加筆

ここに書くことは私見です。変わったり追加されることもあり、さらには趣味が違う方もおられるかと思います。また気になっていても時間や日程が合わず未訪のお店もあります。テイクアウトのみの場合もありますし、不完全な見解であることをはじめにお断りしておき、ご了承の上よろしければご一読ください。

西荻窪のイタリア料理店は、「この狭い街の中になぜこんなに沢山あるのだ!しかもハズレがなくどこも美味しい!イタリアよりもレベルが高い!」と言ったかどうかは知りませんが、西荻窪通のBAR◯7のマスターに「まあ、リップサービスもあるかと思いますが」と前置きされた上でイタリア人もびっくりしたという話を聞いたことがあります。

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西荻窪のイタリア料理店のはしりは伏見通り沿いの「ポモドーロ」です。西荻窪第一の最古のイタリア料理店。このお店についてはTwitterや他の呟きや記事で沢山語りましたのでとりあえず別格扱いのランキング外=レジェンドとしておきます。

他には西荻窪南口建物の2階にあった「ラ・フリーチェ」というパスタ中心のレストランがありましたが、とうの昔に閉店しています。今は確か海鮮酒場だったかな。ともあれそこのパスタにサラダやコーヒー、ティラミスなんかがついた1000円くらいのセットは美味しくてよく食べに行きました。昭和にしては最先端のイタリア料理店でした。
その好きだったフリーチェより劣るというイタリアンは今の西荻窪には皆無でしょう。都内のどの駅周辺にもあるイタリアンレストランにも全てのお店が互角以上に渡り合えるという、そんな感じのハイレベルさ加減であることは間違いありません。あくまで私見ですよ。今回キリがないのでピッツェリアつまりピザ屋さんは除外させてください。ピッツェリアだけでも何軒もあり、ハズレもない!

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まずは駅周辺からいくと、「ゴローゾテツ」です。私個人的には"イタリアンは情熱!"と思うのですが、ここのパスタにはそれがあります。勢いよくばばばっ!と作る感じ。渡蟹のトマトパスタはトマトソースとニンニク、オリーブオイルの扱い方が現地風にガツンとパンチがあって、やや太めの麺がたまらなくいいんですよ。ゴロシタ、というのはイタリア語で大食漢という意味で、太い麺は沢山食べている間に伸びてしまわないようにする為だそうです。太いパスタには味がたっぷり染み込んでいます。ま鶏肉やレバーが入った塩味のパスタは肉汁が効いたワイルドな旨み、コッテリしていて美味しいです。前菜やドルチェも言うことない満足感です。あとはサラダがオリーブオイルと塩。あまり酸っぱ過ぎないのです。酸っぱくない方がいい、が、なかなかないです。サラダは決まって全部ツン!と酸っぱい。誰が決めたのだろうか。私はほどほどがいいです。駅周辺にありながらも閑静でゆったりとした絶妙なエリア、まさに一等地にあります。

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