2.たし算をプログラムしよう
算数の問題をプログラムしてみましょう。
[例題]
太郎君の家には、リンゴが3個ありました。そこにお母さんがリンゴを5個買ってきました。リンゴは全部でいくつになるでしょう。
それでは、この問題をもとにプログラムを作ってみましょう。
プログラムを作るうえで大切なことは問題をよく読んで、何を求めるかをしっかりと考えることです。
問題を読んでわかることは、つぎのとおりです。
「家にあるリンゴ」の数は3
「買ってきたリンゴ」の数は5
そして求めるものは
「家にあるリンゴ」の数と「買ってきたリンゴ」の数の合計になります。
プログラムを書く前に、日本語で問題を整理してみましょう。
「家にあるリンゴ」の数は3
「買ってきたリンゴ」の数は5
答えは「家にあるリンゴ」と「買ってきたリンゴ」の合計
これをプログラムで書くと、たとえば次のようになります。
それでは、次の問題を読んで、実際にプログラムを作ってみましたょう。
ただし、いきなり、プログラムを書くのではなく、問題をよく読んで、どのようなプログラムを作るのかを日本語で書き出してください。できればボールペンのような消えない筆記具で書いて、考え方を残しておいてください。何とせも考え直して、自分の考えがどのように変わっていったのかをあとから見直してくてださい。
問題を解くための「ヒント」を用意しましたので、悩んで手が止まってしまったときには参照してください。それでは、次のページの問題にチャレンジしてください。
[問題 2-1]
太郎君のはみかんを2個食べました。太郎君のお姉さんはみかんを3個食べました。太郎くんと姉さんで、合わせていくつのみかんを食べたでしょう。
[問題 2-2]
太郎君の家にはりんごが5個あります。おやつにりんごを1個食べたら、残りはいくつでしょう。
[問題 2-3]
太郎君は鉛筆を5本持っています。お姉さんから、鉛筆を1本もらいました。太郎君の持っている鉛筆は何本でしょう。