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「会社の成長」「マネジメント」という言葉を考える

 私たちの会社は、SaaSのプロダクトリリースに向け、エンジニアとバックオフィス系の採用を強化しています。現在の弊社は60人体制。私が社内に公開している20年ビジョンには、5年後100人体制と記載しています。おかげさまでWantedlyやリクナビなど多くの応募をいただき、最近は多くの方と面接を行っています。私は、採用面接の前に、

求職者が知りたいことは会社が事前に公表しておくべき

と思っています。特に離職率、残業時間、年収増加率、などの労務管理情報は、求職者にとって把握しておきたい情報だと思います。であれば、会社の採用ページ等に労務監査情報を掲載しておけば、求職者は、面接の時に採用を判断するための本質的な質問に集中できると思います。(弊社の労務監査情報はこちら)労務管理情報は、顧問の社労士の方に作ってもらえれると思いますので、興味ある方は、顧問の社労士に聞いてみると良いと思います。

社長のマインド

これから就職を考えている人にとって、労務管理の情報は大事だと思いますが、就職を考えている会社の社長が、普段どのようなマインドで活動しているのか、についても把握しておきたいことだと思います。そこで今回、「会社の成長」「マネジメント」について考えたいと思います。


私が考える「会社の成長」とは

まず「成長」という言葉の定義ですが、私にとって成長とは

できないことができるようになる

と考えています。「会社の成長」という言葉は、成長の定義をベースに3つに分けて考えています。

①ヒト・モノ・カネの成長
ヒト・・・スキルアップによりできるようになった
モノ・・・新しい技術や考え方で実現できた
カネ・・・利益により投資できるようになった
②問題解決能力の成長
ビジネスとは問題解決のサービスを提供し、お客様から対価を得ること。
ビジネスにおいて「正しい」「機能する」ってのは問題を解決できるということ。
今まで対応できなかった社会からのニーズに対し、①の成長により、対応できるようになること。
③提案力の成長
会社は、社会からのニーズを満たすために存在する。①②の成長により、社会に向けて、より良い社会づくりのための提案ができるようになること

〇〇の会社、成長しているよねー、のような会話をしている場合、大体この3つのうちどれかに関連した内容を話していると感じ、この3つを軸に考えるようになりました。①②のベースがあって③がある、といったとこでしょうか。「私たちの強みは社会にどのような貢献できるのか」「より良い社会のために何ができるのか」が基本姿勢です。


私の考える「マネジメント」とは

マネジメントは、組織やチームに成果を上げさせるための仕組みだと考えています。ただこれは誰でも一緒。大事なことは、その仕組みをどのように作るか、ですよね。

以前、ティール組織を目指した時期もありましたが、今は、

人を集めたら決定権者・権限者を決めなければならない

と思っています。意見がまとまらなかったときは、最後はこの人の決定に従う、というルールが大事。そして決定権のあるリーダーは、

決断が仕事

正しい解よりもまずは決断。誰も決められない問題について「決める」ということが役割だと思っています。大事なことは、リーダーが反対意見もしっかり聞くということ、心理的安全性を作るということです。
「反対意見は色々あるでしょうが、どんどん言ってもらって構わない。ですが最後、決まったことには従ってくださいね」これがないと会社の成長は難しいと思っています。あと

〇〇をやったら100点!!

という指標を明確にすることです。社長やリーダーは、物事を点でしか判断できないため、この指標実現のための手法は、チームに任せます。


大体こんな感じです。会社の成長のために、会社のマネジメントを考える、といったとこです。

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