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年明け1回目の顧問先訪問

 私が社労士業務を中心に行っていた頃、年明け1回目の顧問先訪問は、2つの話題を意識していました。

其の1:法改正や人事労務管理業界で話題になっていること。

 毎年、12月頃に税制改正大綱が発表されます。厚労省の税制改正要望などもチェックすれば、今後の人事労務管理業界で注目すべき点や準備すべき内容などが、おおよそ把握できます。

例えば、配偶者控除の見直しです。

平成30年1月〜改正予定ですが、平成30年から家族手当や子女教育手当を見直しをしていては遅い。平成29年前半くらいから準備しておいた方が賢明でしょう。

あと2017年はマイナンバーも要チェックです。給与支払報告書により、市区町村にマイナンバー情報が届き、住民税決定通知書にマイナンバーが記載される、記載されない、も話題になると思います。

このようなことから、法改正は事前の準備が必要です。下記のような改正内容を一目でわかる資料を持参して、顧問先訪問してみてはいかがでしょうか。

其の2、経営目標やビジョン

 会社の経営目標やビジョンを実現するには、ヒトの力が必要です。ヒトの力とは、人的資源の獲得、定着、動機づけ、育成です。社労士の存在意義を、

ヒトの力を最大限発揮するための助言・アドバイス。
経営目標を側面からサポートする。

と考えるのであれば、1年に1回くらい経営目標やビジョンの確認作業が必要だと思います。



年の始めくらい、いつもとは違う話題を取り合げ、

さぁ、今年も頑張って行こうか、

というような雰囲気を作りたいですね。



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