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かゆいところに手が届くあなたのためのソフトを

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自身の経営に対する「思考の整理」と、セルズの+α情報を書いていきたいと思います。 本サイトに記載されている各種情報は、私、加藤雅也が個人として記述したものです。したがって、株式会…
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#労働保険

附表が大事。

 私は、社労士事務所の算定基礎届の業務について、総括表や附表の作成が最も重要なフェーズだと思っています。4〜6月の平均値集計は、業務ソフトが集計してくれます。届出も電子申請すれば役所に行く必要もありません。4〜6月の平均値集計作業は、毎年同じ作業。以下のようなチェックリストを作っておくのがポイントだと思います。 附表のココを記載するとき、いつも悩みませんか? 給与計算受託の顧問先は、雇用保険、社会保険未加入者のデータも揃っているので、難しくありません。でも給与計算を受託し

労働保険が終わった後の顧問先訪問

 私は、7、8月の顧問先訪問が大好きでした。台帳の出力帳票「労働保険料のお知らせ」「前年度比較」を使って、採用・人件費・時間外労働など人事労務管理についてどのように考えているのか、が話題になり、現状と今後の会社収益力・財政状態など、経営計画的な話から社労士として提案トークに繋がりやすいからです。特に労働保険料が大幅に不足になった会社は、財政状態が悪い状態になっている可能性は低い。だから普段の顧問先訪問で、話題に出すと嫌がられる以下のような話も、向き合ってくれます。 以前指摘

監督署や年金事務所の調査員を見習わなければいけない。

 先日、社労士試験の合格発表がありました。今年も約2,500人の社労士が誕生したそうです。私は社労士試験をクリアした人が、社労士事務所で働くにあたり、戦力として認められるには2つの道があると思っています。 Aパターン 実際に給与計算業務や入退社手続き業務を行なう。 Bパターン 賃金台帳を見て人事労務管理の問題・課題を発見し、提案する よく社労士試験を突破した人から 社労士業務を習得のために、手続き業務・給与計算の業務を行いたい と言う声をよく聞きます。またベテランの