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かゆいところに手が届くあなたのためのソフトを

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自身の経営に対する「思考の整理」と、セルズの+α情報を書いていきたいと思います。 本サイトに記載されている各種情報は、私、加藤雅也が個人として記述したものです。したがって、株式会… もっと読む
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2017年3月の記事一覧

労働時間と会社業績をセットで考える

労働生産性は、従業員一人当りの付加価値額を示す指標です。 「付加価値 ÷ 従業員数」 で算出するのが一般的ですが、私は以下の方法で計算する指標の方が好きです。 「粗利益 ÷ 会社の年間平均労働時間」 付加価値を従業員数で割った数字は、会社全体の財務的な指標イメージが強く、労務的な印象が薄いです。社労士は「雇用形態、労働時間、賃金」を軸に労務を考えます。だから私の労働生産性イメージは 「短い労働時間でどれだけ価値を生み出したか」 です。最近、「働き方改革」の影響もあ

組織の定義を考える

 私は、社労士事務所の事業について、ヒトの労働力に対する依存度が高いビジネスモデルだと思っています。企業と顧問契約すれば、定期的に報酬は入ってきますが、クライアントのブレインとして、複数の企業にサービスを継続していくのは、色々と大変です。経営者の様々な悩みを聞き、本来の業務以外でもクライアントに役立ちそうな情報を伝え、専門家として企業の成長に結びつきそうな有益な情報を発信し続けて、初めて 『この人と付き合うことにメリットがある』 と感じてもらえます。一般的に、税理士や社労