売りたかったら売り込むな!

サラリーマンで営業みたいな仕事をしているので、当然モノやサービスを売らなきゃいけません。

でも、売ると言う行為が、なんだか生理的に気持ち悪く感じてしまう。罪悪感を抱いてしまう時すらあります。

自分がお客さんとして買うときには、絵に書いたような営業マンに売られると、なんだか買いたくなくなってしまう。だって気持ち悪いからだ。

自分が売る立場になったとき、お客さんに「気持ち悪い」と思われるなんて、当然イヤだ。

どうにかこういった気持ちを乗り越えられないかと、ヒントを探していたときに手に取ったのがこの1冊。

『売りたかったら売り込むな!』 古川隆

自分的ポイント

1、求めているものがわかるまで質問する
2、発言や態度をコントロールする
3、5カウントアプローチ

求めているものがわかるまで質問する

お客さんの立場だったら、何を求めているのか、どんなことを解決したいのか、ちゃんとわかっていない人に、当然売り込んで来て欲しくない。

言われてみると、当たり前のことですが、自分がちゃんとできているか、ちょっと自信がない。

本当に相手が求めているものが「わかった!」と感じたことは、あまりないかもしれない。

相手が求めていることがわからないなら、ちゃんと質問して、理解できるまで質問しなきゃいけない。

「質問しすぎて嫌がられないか?」みたいに心配しないでも、お客さんは質問されることは嫌だと思わないみたいだ。逆に承認されているとすら感じるという。

発言や態度をコントロールしてアプローチする

お話したり、接するときの態度、伝える文章など、相手への全てのアプローチをコントロールする必要がある。

疲れている時や、忙しいときにお客さんの対応をしているときに、ちょっと嫌なことを言われると、イラッとしてしまって、イライラしていることが態度に出してしまうことがあった。

こういう感情をコントロールするのは難しいかもしれないが、お客さんだと割り切って、売れたら自分にご褒美が待っていると思って、相手のためになることを話すべき。

なんだか、感情をコントロールするのが大切というのは、野球のピッチャーのようだなと思った。どんなにイライラしていたり、焦りの気持ちがあっても、冷静に狙ったところに投げ込まなければいけない。

どんな状況でも狙った通りに、物事を進めるのがプロということみたいだ。

5カウントアプローチ

売り込まずにどうやってお客さんにアプローチすればいいのか、悩んでいましたが、この方法はとても単純で、自分の気持ちに左右されにくく、実践しやすいなと思いました。

とりあえず、5アプローチする。

会うは1アプローチ、電話は0.5アプローチと言うふうに、ポイントを積み重ねて、お客さんと接する回数を多く持つ。5アプローチを超えてくると、自然と売れてくるそうだ。

何をやったらいいかわからない時は、とりあえず5アプローチするのがよさそう。

まとめ

営業と言うものをちゃんと習ったり教わったりしたことがないので、どうやってやればいいのか、ずっと悩んでいました。

しかし、この本ではとても簡素にポイントがまとめられていて、実践しやすくていいなと思いました。

わかるまで質問して、発言や態度はコントロールする。
そして、5カントアプローチをする。

まずここから始めようと思います。

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