パーソナル・マーケティング
会社に勤めていようと、個人で仕事をしていようと働いてお金を稼いで行くには、他の人ではできない価値を生み出していかなければいけない。
なんとなく成り行きで生きてきた私は、社会人になって、そういう考え方に馴染めなくて、だいぶ苦しんだ。
これからの自分の生き残り術を考えていた時に、手に取ったのがこの本。
『パーソナルマーケティング』 本田直之
自分的ポイント
1、人と比べる。
2、何を教えられるか。
3、ニーズを知るためにやっている習慣。
4、外見だけ立派にしようとしない。
人と比べる
自分を知るためには、自分を知らなければいけない。
新卒で入社した会社で、よく「自分のロールモデルを探せ」と言われていたが、自分にしっくりくる人に出会えなかった。
素晴らしい人たちは沢山いたが、ロールモデルと言われるとしっくりこなかった。
この本でもロールモデルの話が出てきたが、ロールモデルを真似して生きるということではなく、ロールモデルと自分を比べて、自分の強みや弱みを見つけて客観視すると言うもの。
重要なのは、他の人と比べること。
ロールモデルと言わずとも、まずは誰かと自分を比べればいい。これまでに出会ってきた上司や同僚、友人などと比べればいいのかなと思った。
あまりに自分の方向性が違う人と比べても参考になりにくいので、方向性が近い人の中で、自分にあってその人にないもの(強み)、その人にあって自分にないもの(弱み)を見つけていく。
ポイントは、弱みを補強していくのは時間がかかりすぎるので、強みに注目すること。
人と比べすぎるのもよくないですが、良いところを見つけるためなら良い方法だと思いました。
何を教えられるか
「教えられることってなんですか?」と聞かれると、なんだか何も思い浮かばなくなる。
でも、人に教えるシーンは沢山あるはず。
この間は、嫁に格安simの買い方を教えてあげたり、iphoneのカメラでQRコードが読み取れることを教えてあげた。
世の中にはいろんな人がいる。
老若男女みんな何かを検索したり、調べたりしている。
振り返ってみると、意外と人に何かを教えている場面があるのかもしれないと思った。
問題は、「誰に」と言う視点が足りなかったこと。「妻に」という視点だったら色々と思いつく。
ニーズを知るためにやっている週間
「ニーズを知るためにやっている習慣は?」との問いがあったが、何もやっていない気がする。
相手のニーズを知る。
これは社会人だったら、基本中の基本なはず。だが、意識してニーズをしろうとしていなかった。とても大きな気付きだった。
自分の枠が小さく萎んでいかないように、なるだけ外部の勉強会などに参加している。
もっと幅広くいろんな人に会ったり、本などで情報を得なければいけないなと思いました。
外見だけ立派にしようとしない
これはめちゃくちゃ感じるのですが、フリーでやっている人で、まだプロレベルではないけれど、「自分はプロです」という顔をしていて、作業をやってもらうと、全然期待値に届かないことがある。
謙虚に、しっかりと小さいところから足元を固めていかないと、お客さんにしっかりと満足を提供できない。これはほんとにまずい。
まとめ
自分を他の人と比べて、しっかりと自分の座標軸を定める。自分がどこらへんに位置しているのかを、まずしっかりと自分が把握すること。
自分の周りの人たちは何を求めているか、しっかりとリサーチすること。
そして、慎ましやかに謙虚に自分のすべきことをする。
改めて振り返ると、基本的過ぎますが、できていないところがやっぱりあるのが、再確認できました。
こつこつ頑張ろうと思います。
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