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味噌ダレ餃子という物があると知った

小さい頃から、餃子が大好きであった。母の作った餃子を家族で取り合うのであるが。食べるのが遅い僕はご飯茶碗の上に山ともって食べるのであった。

ご飯が命である。中国の人は餃子だけ(水餃子でごはん抜き)しか食べないと聞くが、ご飯に染み込んだ肉汁の美味しさ何者にも代えがたい。確かに水餃子のほうが大量に作るに良いし麺にも会う。しかし、熱々の肉汁とポン酢の合わさった味も素晴らしい。今日は酢味噌で味わった。これも捨てがたい。少し醤油と酢を多めにしてみたら、もっと素晴らしい。

やがて、自分の家族とともに作り食べるようになる。しりとりをしながら作りホットプレートで焼いて、ビールを飲みながら食べるのが美味しかった。

羽根つき餃子は、難しい。市販のものだと簡単に行くのに、自分でやろうとすると難しい。今日は、水とカタクリと油を溶かし込んだ。蒸し上げてから最後に水を飛ばす工程が難しい。

父母が亡くなって、子供たちはそれぞれに居場所を探している。次は僕の番だなと思いながら、毎日料理を作る。

こんな白くて良いのかと思うが、大丈夫であった。加熱の具合が難しいものだなと思う。

今や、一人で作り、娘と妻が帰ってくるのを待つ。ご飯はほとんどたかないのだが、最近はビールを飲まなくなったので1合だけ炊いてダボダボのつゆに付けた餃子を乗せる。

先ずは、餃子の底が焦げるまで弱火で加熱する。油が多くないと上手く行かない。

美味しさだけは変わらない。


先日、餃子を包んだのだが、少し残ったのでタッパに入れてとっておいた。今日は妻がパートなので、先に餃子を焼いて食べた。
もう10年以上前に宇都宮のお客さんのところに行って、餃子三昧をした。その時に羽根つき餃子を作っているところを見てサモアリナンと思った。残念ながら、上手く焼けないままに時が過ぎた。
何故か今日は上手く焼けた。小麦粉を溶いた水の濃度が良かったのだろう。早くもう一回焼きたい(笑)。
料理作りは難しい。マニュアル通りには行かない。何せ相手は「ナマモノ」である。そして、熟練には時間がかかり、多くを忘れて何も作れない歳になる。


神戸のお店で、味噌ダレというものが有るとこちら様の記事で知った。酢味噌の親戚のような感じであろうか、美味しそうなので作ってみることにした。美味かったのである。


このお話の続きです。

#餃子
#味噌ダレ餃子


厨房研究に使います。世界の人々の食事の価値を変えたいのです。