グリラーで鳥焼きながらポテサラを作った
イタリア製のグリラーである。随分昔に買ったものである。時折思い出したように使う。
鳥は安いのでよく料理する。
シンプルなのが一番いい。この日は妻がパートなので弁当を作る。できるだけ素材から作る。
食材が食べ物になって皿に乗るまでのプロセスが一番「生命:タンパク・脂質の立体構造」を壊す。
伝統的な調理はコストがかかるし、修得に時間がかかる。おまけに生命は「発酵・腐敗・代謝」され続ける。身体の内なる海に放たれ、たゆまなく続く。これは商品として売ろうとすると短所である。しかし、美味しさという価値をもっているのだ。
料理作りは面倒だ。食べる方にもややこしい問題を投げかける。
口に合わないのは当たり前である、しかしどう伝えるかは難しい。
伊達政宗の名言を忘れてはならない。
この世に客に来たと思えば何の苦もなし
朝夕の食事はうまからずとも誉めて食うべし
元来、客の身なれば好き嫌いは申されまい
厨房研究に使います。世界の人々の食事の価値を変えたいのです。