クリスマスはスペアリブ
めったに行かないスーパーに行った。肉のコーナーを見ていたらスペアリブが美味しそうだったので買った。ウイスキーも買った。クリスマスである。明け方に仕込みを始めた。どっさりの香味野菜を刻んで合わせていくのである。ベースは赤ワインと砂糖とオイスターソースでナンプラに醤油である。
リンゴと生姜はすりおろす。大きめのボールであわせると嬉しい。
15年以上前に作り始めた「にんにく醤油」を少し入れることにした。奥の大きな入れ物は「母の形見」正月になると松前漬けを作って入れた。最近はこういう細工は見ない。ニンニクを取り出して食べるたびに新たしいにんにくを入れる。蒸発するので、醤油を継ぎ足しては小瓶に移してなにかにと使う。いつの間にか出来上がった、絶品である。東京にいた頃に、高級焼肉屋さんでニンニクの醤油付けを食べて知った。結婚したあとで子供とキャンプに行った時に作っていったのがスタートであった。「時間が作る宝物」である。
袋に詰めて4時間位寝かせた。
デロンギオーブンで1時間位低温でやっつける。
素敵な出来上がりである。
今日は妻のパートの仕事納めなので今年最後の弁当を作った。いい年なのに、OL時代の同僚は毎年海外旅行行ったり美味いもの「買い食い」したりで忙しい。金のない僕と結婚したのが運の尽きである。
年末も壮大に大喧嘩であった。考えることは多い。
来年はどうなることやら。目が離せないのだ。宝くじ買ったしね。
厨房研究に使います。世界の人々の食事の価値を変えたいのです。