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ルマコーニのミートソースグラタン、味噌ラーメン、友人へのお悔やみ

友人にお悔みをお送りした。
20年近く前の「客」の担当だった方である。その「客」は納品後にいくら頼んでも、約束どおりに代金を払わないような「客」だった。
その時も支払ってくれる気配がなかった。これ以上払ってもらえなかったら多多分警察沙汰になっていた。
朝一番で大宮に行き一日待たされて5分話して、忙しいと出ていくような親子の会社だった。その時はベンツが納車だったと聞いた。その後も奴隷のように使われながら、10年ソフトを続けられた。社員の人たちも大変だったろうが、出入りの業者の僕はひどい目にあった。社員の給料もソフトの開発費も「仕入れ科目」だから叩いて安くすることで「あの親子」の富は増えるのである。社員の入れ替わりも激しかった。僕のソフトは社員の給料を安く値切るに役に立った。嫌な稼業である。
その後、大変なトラブルになり縁は切れた。人生というのは不公平なものだと思う。「あの親子」は思い切りひどい目に会えばいいのにと今でも思う。

彼は僕の肩を持ってくれたのだった。いつの間にか配送センターに配置換えになり辞められた。その後、腎不全で透析を始め、お母様と二人暮らしだったが別々な施設に入れられて、年末に会うことも出来ないままにお母様は亡くなったと聞いた。
透析というのは辛いものだと知ることが出来た。知り合いには3人透析をしている方がいる。色々と考えることは多い。

白鳥がが田んぼにいた。何を食べているのだろうか。
今年は寒くない冬である。こんな寒いのにと思う。
それぞれに人生に向き合い、いつか一人で死ぬのだ。

味噌ラーメンは市販のもの。妻は麺は食べないというので野菜たっぷりで肉を焼いて入れて食べることにした。
麺は一人前を半分にする。仲のよろしいことで。
刻んだブロック肉をじっくりと炒めて厚揚げと合わせる。
寂しかったので目玉焼きもトッピングすることにした。
味噌ラーメンは野菜が命である。モヤシと玉ネギを使った。
真也亭のラーメンである。妻のもの、麺は10本くらい。
数日前に肩ロースの肉を下ごしらえした。肩ロースをそのまま焼くよりも下ごしらえしておいて焼いたほうが美味しい。大胆に唐辛子と砂糖に塩である。ニンニクは使わなかった。
マユも大好き味噌ラーメン。

夜は、ルマコーニというのは面白い形のパスタである。

夜は、ミートソースを使うことにした。先日の残りである。

ピザで作ってパスタで一回、今日で3回の食事で食べる。
こういうパターンが多い。

何か詰めたほうがいいようなので、肉を刻んで詰めることにした。
肩のブロック肉である。
ジックリと多めの油で炒める。味が丁度いい。
一つ一つ丁寧に詰めていく。
チーズのせて、デロンギの出番である。
15分くらいで焼き上がった。
油が多いので卵を敷くことにした。
妻と娘と三人前である
干し柿のワイン漬けを食べたが、少し時間が経ちすぎた。
少しだけ飲んだ。昔のことを思い出しながら、遠くの友を思う。
マユは僕の布団を自分のものと思っているようである。今日は至るところでオシッコをしてくれた。荒ぶっている一日であった。
後片付けを終わって、静寂である。




厨房研究に使います。世界の人々の食事の価値を変えたいのです。