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犬も歩けば鯉に当たる
この季節は鯉の美味しい季節だ。山の中に30分くらい入ったところに養鯉場がある。以前よく行っていた鯉屋さんはもう店を閉めていた。
しかし、山の奥の方の養鯉場が植木市にお店を出していた。左のおばさんが鯉をさばくそうだ。
今日は珍しく犬のマユを散歩に連れて行った。何と鯉を売っていたのである。最後の2つが残っていたので、一つ頂いた。
これで1800円は安い。今朝まで泳いでいた鯉である。素晴らしい。鯉は捨てるところのない魚だ。鱗も、血もすべて食べる。
甘めに味を入れてじっくりと煮詰めていくのだ。父は「鯉こく」が得意だった。何かあるとタップリのネギを入れて味噌で汁にする。
そこの大きさのあった鍋に入れて煮付ける。味は砂糖タップリに醤油で味を入れた。生姜とゆずで香りを入れた。
おおよそ一時間煮付けると水分皆飛ぶ。秋の鯉は脂身がタップリと入っている。冬の間何も食べないで眠るためだ。
おおよそ一時間と少し、煮詰めて水分が飛んだら出来上がり。今年のお歳暮である。
内臓も鱗も皆食べることが出来る。最高にうまい。年の瀬が近い。
父を思い出す。
このお話の続きです。
いい天気だったのでマユを連れて散歩に行ったのであった。鯉まで連れてきてもらえた。植木市は時々あったのを知っているが、鯉を売っているとは思いもよらなかった。
飲み始めました。イイチコ25度のロックで!辛味調味料雨が来たのでポン酢と昼の揚げ物が一緒。
鯉は捨てるところがない。鱗も美味いし、内臓も苦味がまったくない。苦玉をきちんと取らないとだけだけどね。石井さんの動画で見て頂戴。
淡水魚はドロ臭い魚だという人もいるかも知れないけど。それは全く違う。実に上品で素晴らしい魚だ。料理はデズニーランドより楽しい。
厨房研究に使います。世界の人々の食事の価値を変えたいのです。