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#うつ

理解できない隣人(家族)を「魔女として焼いた時代」、「精神病として隔離するか犯罪者として閉じ込める時代」

中世ヨーロッパにおける「魔女狩り」がやがて「精神病院」と「監獄」を発明することで「理解できない隣人」を生かしておけるようになったと言われる。 では、なぜ生かしておくようになったかというと、『「魔女の財産を没収する」のを禁止』されたからだという説が好きだ。魔女裁判やその他の経費は魔女とされた人の財産で贖われた。魔女がいなくなったら収入がなくなる専門家がいたのだ。今の医療の問題にも通じる。 魔女狩りをを経済の上から説明している。町内で気に入らないやつとか排除したい対象は多いだ

「30年後の同窓会」神様はどこに? 格差、DV、セックとディールを考えた。

僕は映画が好きなのだが、ネット配信は嫌いだ。手軽に見れるから仕事にならないのである。アマゾンプライムの無料トライアルに入ったのだが。その事に気がついて辞めた。 とにかくずーっと違う映画流しながら仕事しているのだが、気になって仕方がない。 いくつかの映画にハマったのだが、この映画には心底やられた。ずーっとそばにいて欲しかったから、少しだけお金使って来てもらった。 レンタルでもいいのになと思ったのだけど、何とレンタルに出ていない(笑)。そりゃそうだよね。 ちょっと面白かっ

格差の方程式:「ロンゲストヤード」の時代

どうしても上司に納得がいかない時、自分の生活を人質にされて忖度して生きなければならない。「うつ・統合失調症」だと診断され、「世の中がおかしい」と感じるのは「病気」だと薬を処方される。 精神病の診断と投薬は『奴隷を縛る首輪』なのだ。格差はいつの時代でも存在したが、今の時代ほど大きくなった時代はない。そして、上が格差を見せびらかしているから事は厄介だ。 長いものに巻かれれば楽だ。忖度して誰かの奴隷になるのを仕事と割り切るのもいいだろう。パワハラ・セクハラの現代だからこそ見ると

格差の方程式:新聞が買い取られ、格差が固定化された時代

僕は本多勝一が大好きだった。ジャーナリストっていうのは社会に対してペンで戦い社会の不正を正す、とても崇高な職業であると思っていた。 今はそうは思っていない。リクルート事件の一端で本多勝一は「買収された」と避難される。実際にそうであったかどうかはわからない。しかし、当時、「噂の真相」を読んでいた僕は、幻滅した。 この時代を機に大きくメディアは変わる。記者クラブの問題や何よりも広告に依存する経営体質が「物を言えなく」していくのである。 ペンタゴン・ペーパーズの時代かつて、「

宮崎駿好きのジブリ嫌い:新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」の再放送を見た。王蟲の森の蟲使い。

コミックス版のナウシカ大好きである。映画版を最初に見て、すごい映画だと思った。その後、コミックスを買ってとんでもなくたまげた。 コミックス版と映画は、とにかく別なものだと思わなければならない。 今回は、そのコミックス版に忠実に従ったものであるという。歌舞伎という表現を好むかどうかというところも大きなハードルになるかと思う。まだ少ししか見てはいないのでどう展開させるか楽しみである。しかし、6時間でもあの原作を展開させるのは難しいだろうなあ(笑)。とは言えども、歌舞伎というの