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#ロンゲストヤード

「カッコーの巣の上で」やがてくる薬学的ロボトミーの時代(今の時代)を予言している

アメリカン・ニューシネマと呼ばれる映画がある。嘘ばっか書かれているwikiでは過去のことであり、今はもうこういう社会ではないという。 全く賛成できない。今も数多くの子どもたちは「ADHD」や「多動性障害」「学習障害」と病名をつけられ、学校出たら誰かの道具に使われ「心療内科」で薬漬けになる。時給で時間を売り、家賃を払い、余暇は楽しみを買うために使用料を払う。 「カッコーの巣の上で」は、まさにアメリカン・ニューシネマの代表格だ。今の閉塞的な社会の「萌芽の時代」を描いている。そ

格差の方程式:「ロンゲストヤード」の時代

どうしても上司に納得がいかない時、自分の生活を人質にされて忖度して生きなければならない。「うつ・統合失調症」だと診断され、「世の中がおかしい」と感じるのは「病気」だと薬を処方される。 精神病の診断と投薬は『奴隷を縛る首輪』なのだ。格差はいつの時代でも存在したが、今の時代ほど大きくなった時代はない。そして、上が格差を見せびらかしているから事は厄介だ。 長いものに巻かれれば楽だ。忖度して誰かの奴隷になるのを仕事と割り切るのもいいだろう。パワハラ・セクハラの現代だからこそ見ると

バート・レイノルズさん大好き、そして忘れない。

「ラストムービースター」はどうしても見たい映画だった。だがちょっと怖かったところもあった。事前の評判が「セルフパロディ」とか言われて、なんか見ないほうがいいかなとも思ったのだ。その手の映画(セルフパロディと称される映画)はあまり嬉しい気持ちにならかなったからである。 杞憂であった。ボロ泣きである。そもそも、レイノルズさん大好きなのだ。彼の主演映画のロンゲストヤードは僕の生涯のベストの上位に入る(注)。 ちょっと気分転換にDVDショップ行ったら目に入ったのが運の尽きである。