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マユさんのこと

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気がつけば、長い付き合いである。二人だけの秘密も有る。毎日の食事は僕が作っている。決して媚びることなく、凛としてモッテコイをする、ダーンと鉄砲で打てば死んだふりをする。気に入らな…
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2021年6月の記事一覧

食事は喜び、マユはスイカ大好き

今日は梅干しの「洗とヘタ取り」の日ヘタを取って、洗ったら一晩干して、水を飛ばす。出来るだけ梅のエキスだけで梅干しにするのだ。あまり長くおいておくと痛みだす。木の枝で随分熟している。梅の実はおいておくとすぐに腐りだすのだ。地面に落ちるとあっという間に溶けてしまう。多くの生命(細菌や菌類)が集まり、代謝され、別なものとなるのだ。 丸一日かかった。その間マユはゲージである。梅干し作りの工程の中で一番時間がかかる。 あす朝、重さを測り、塩漬けである。 昼は冷凍のベーコンを出して

マユに生まれればよかった

食べれないだろうと思った豆腐を取られた。 残った豆腐は僕が食べた。 ジャンプ サマーカットしてもらった。このバリカンで僕の髪も刈ってもらう。 これは辛いから無理 虎視眈々、このあと僕のポンデを食べた。 ご飯は僕の特製、もう3年になる。僕の食事メソッドは素材の中の生命を大事にすること。イヌもヒトも細胞レベルでは変わりない。 うまそうだろ。

網戸の張替えをした、マユ用のドアを付けた

ペットに網戸を壊される方も多かろうと思う。家もそうである。網戸を突き抜けようとするマユが破ったのである。 夏は戸を開けておくのでマユは外に出たがるのだが、虫が入ってこないように網戸を閉めておくと押して出ようとしてついには網戸がぼろぼろになったのである。 網戸を張り替える事にした。 何かに付け、僕がやると色々と指示されてうるさいので、妻にやっていただいた。これで僕が死んでも網戸の張替えは安心である。最近は運転も任せているが他人の運転は恐ろしい。人生を誰かとともに生きるのは

マユの憂鬱、置いてきぼりは嫌い

2−3日に一回位、マユは憂鬱げにトイレの片隅にいる。 話しかけても目を合わせない。 大体、置き去りにされた時に、怒りに任せて小水をするのだ。今日は、僕が寝ている内に妻と娘がでかけたのだ。 悪いことをしたのは分かるようである。いつも怒られることを記憶しているのだろうか?おしっことの因果関係は理解できているのだろうか。一度ジックリ話し合ってみたいものだ。 少し経つとおずおずと出てくる。目を合わせない。人と同じである。 いつも思うのだが、室内犬ってこういう物なのだろうか。