エンカウンターでキャリアを考える
12/2～3にかけて，キャリアを考えるための構成的グループエンカウンター（SGE）に参加してきました。
※SGE＝構成的グループエンカウンター。「SGE」及び「構成的グループエンカウンター」は，NPO日本教育カウンセラー協会の登録商標です。
今回はキャリアを考えるためのエクササイズに取り組みました。いつもの体験コースとは違うエクササイズのラインナップです。
片野智治先生は生前，職業は自分を表す。働くことは自己表現である。そこで，仕事を通してどんな自分を表したいのかを考えることが重要だと述べておられたそうです。その通りだなと思います。
働くことが自己表現になるのだとすれば，まずは，自分自身のことをよく理解していなければなりません。また，長所も欠点も含めた自分のありのままの姿を，それでよしと受容する姿勢も大切になります。
そして何より大切なのは，自己表現することです。時と場合によっては自己主張も必要になるかもしれません。
構成的グループエンカウンターで実施するエクササイズには，
①自他理解
②自他受容
③感受性の促進
④自己表現・自己主張
⑤信頼体験
⑥役割遂行
の６つのねらいがあるとされています。
とすれば，構成的グループエンカウンターで自己を見つめること，自分を表現することは，自分のキャリアを考え，キャリアの方向性を見定めることにもつながります。
そんなわけで，構成的グループエンカウンターには，キャリア形成に必要な６ステップ（キャリア形成の６ステップ）の要素がすべて含まれているように思います。
今年参加するエンカウンターはこれで最後。
12月に予定されている「教育カウンセラー養成講座（兵庫会場）」では，私自身が構成的グループエンカウンターの講座を担当いたします。そこに向けて自分なりの仕込みはしたつもりです。
年末のお忙しい時期ではありますが，ご都合がつく方のご参加をお待ちしています。（分割での受講も可能になりました）
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？