DatadogのSLO widgetを触ってみた
DatadogのDashboard widgetとして、現在ベータ版としてリリースされているSLO widgetを触ってみました。簡単に操作できてよさげだったので紹介します。
はじめにDashshboard画面からSLO widgetを選択します。選択するソースとしてTime basesd metrics、Event based metricsのどちらかをベースに作成していく流れです。
Time basesd metrics
Time basesd metricsではMetric monitorやSyntheticsで作成した項目が選択できます。
例えば下記のようなQUERYをMetric monitorで定義しソースとして選択すると、
# 95パーセンタイルでレスポンスタイムが250ミリ秒以上の場合
sum(last_5m):avg:aws.applicationelb.target_response_time.p95{host:xxxx} > 0.25
成功率と併せてError Budgetも計算して表示してくれます。
Event based metrics
Event based metricsではリクエストの成功率等を定義する場合に使えそうです。下記ではALBのリクエスト成功率を例として、5XX以外のリクエスト数をNumeratorとして定義し、Denominatorとしてトータルのリクエスト数を定義してみました。
Datadogのmetricは下記のような感じです。
# Numeratorのmetric
a: sum:aws.applicationelb.new_connection_count{host:xxxx}.as_count()
b: sum:aws.applicationelb.httpcode_target_5xx{host:xxxx}.as_count()
c: sum:aws.applicationelb.httpcode_elb_5xx{host:xxxx}.as_count()
==> a - b -c
# Denominatorのmetric
sum:aws.applicationelb.new_connection_count{host:xxxx}.as_count()
後は時間枠と目標とするパーセンテージを設定すればOKです。
最終的に下記のようなDashboardが画面ポチポチで作成することができました。
Documentも用意されていたので、詳細についてはこちらを参考にしてみてください(^^)
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