軽貨物委託会社の始め方!意外と簡単?
軽貨物の委託会社を立ち上げて、1年近く経過したので自分の振り返りも含めて委託会社の始め方をお話してみます。
軽貨物委託会社の始め方
軽貨物委託会社を始めるのはとっても簡単。
それなりに要領の良い人さえ集まれば会社は成り立ちます。
案件を獲得してドライバーを当てはめるだけです。
案件も選り好みしなければいくらでも転がっています。
ドライバーを案件に当てはめて、繰り返して少しずつ大きくしていくだけなので、誰でも軽貨物委託会社は始めれるし、継続できる事業だと思います。
学生時代に友達が多い人であれば、すぐにでも始めれるでしょう。
実際に軽貨物委託会社を地元友達で集まって、それなりに大きくしている会社は多いイメージですね。
軽貨物案件の探し方
軽貨物の案件は選り好みしなければ転がってると言いましたが、探せない人もいると思うので、転がっている場所についてお話します。
1番簡単に探す方法はSNSですね。
Twitter、Facebookなどのコミニティーを利用して案件を探します。
軽貨物の委託会社の協力会社として入るのはかなり簡単です。
2次請け、3次請けにはなりますが、最初は下積みと思って協力会社としてどんどん案件をこなしちゃいましょう。
Twitterだと検索で「#軽貨物」、「#軽貨物案件」で出てきます。
Facebookだと軽貨物コミニティーに所属する良いですね。
SNSから繋がりを作って実績を残せば少しずつ美味しい案件に巡り合えます。
その他にも求人サイトから営業したり、テレアポ営業、飛び込み営業‥などもありますが、敷居が低く簡単なのはSNS一択です。
軽貨物委託会社の求人方法
友達が多い人だけが軽貨物の委託会社を作れるわけではありません。
僕の場合は友達は唯一1人だけ!
2人きりの状態で会社を立ち上げたんです。
現在は1年で30人以上はドライバーが在籍する会社になっています。
そこまで大きくするにはしっかり求人をすることが必須条件。
友達頼りの縁故採用だけだと20人ぐらいが限界かな?
求人方法はとにかく色んな媒体に乗せまくる・・・です!
SNSやweb求人媒体、紙面求人、ハローワーク‥など。
あなたが思いつく限りの求人方法を全て試すだけです。
お金もそれなりに注ぎ込んだ方が結果はもちろんでます。
弊社の場合は大体月5~6万の求人費で面談が月5人程度。
成約が1~2人ってところですね。
僕のやり方は案件を徐々に増やして人も増やすので、そこまで求人費を現在は必要としてません。
もっと現場が増えてくると、入れ替えも激しくなるはずなので求人費も自然と増えてくる可能性はもちろんあるでしょう。
軽貨物委託会社の手数料問題
軽貨物の委託会社を経営すると業務委託手数料をどの程度取るのかという問題がでてきます。
この手数料によってドライバー達の集客率や定着率も変わってきますね、
SNSなどでも委託会社の業務委託手数料について論議されることが多くあります。
僕の結論としては軽貨物委託会社は10~15%は委託手数料を取らないと成り立たないと1年経営してわかった気がします。
実際に100台以上抱えている会社は10~15%以上の手数料を取っている会社ばかりです。
手数料10%以下で100台以上抱えている会社があるなら、是非教えて欲しい。
弊社も立ち上げた当時は委託手数料を7%ぐらいで設定して、委託手数料という言葉を使わずに最初から手数料を抜いた金額で単価提示していました。
半年経過後ぐらいに手数料7%じゃ無理だと思い知らされています。
理由はドライバーさんの管理費。
案件を回していくと必ず出てくるのがシフト回しや当欠‥など。
例えばシフトがどうしても埋まらない時は通常単価よりあげてお願いすることもあります。
その他には外部からドライバーを呼んだり、自分自身でシフトの穴埋めをすることも。
当欠の場合も同じようなことをして、とにかく穴埋めに走らないといけません。
このようなことが月2~3回あったら7%の利益なんて一瞬でなくなります。
その他にも見えない経費のような事例が色々と案件を回すと出てくるのです。
結局、僕らも10~15%ぐらいの手数料を抜いた金額で現在は案件の提示をするようになりました。
管理者が現場を走る問題
軽貨物委託会社を経営すると管理者が現場に出る出ない問題が必ず出てくると思います。
特に資金力もあまりない僕みたいな軽貨物委託会社経営者は間違いなく出てくる問題です。
資金力だけの問題ではなく仕組み作りが上手くできないと、この問題はでてくるでしょう。
SNSなどでよく耳にするのは「現場を走り続ける社長はクソ」
クソまでは言ってないかもしれませんが(笑)
管理者が現場を走る問題に関しては流れに任せればいいのかなと僕は思っています。
弊社の場合は僕も友達もそこまでお金が無かったので、シフト回し関係なく、そもそも現場を走らないと資金が持ちませんでした。
最近は現場を走らなくても、ドライバーさんたちの利益だけで自分らの給料は出せるのでレギュラーで現場を走ることは少なくなりましたが。
別に現場にそれなりに出てもシフト回しや当欠に対応できる仕組みさえ作れれば「現場を走り続ける社長はクソ」ってことは無いなと。
軽貨物委託会社1年目の売上(弊社のケース)
軽貨物委託会社はドライバーさえ集まれば売上をあげるのはとても簡単。
利益をあげるのは難しいですけどね。
弊社の1年目の売上は2,000万程度でした。
現在は1年半が経過していますが、ペース的には年商6,000万ぐらいだと思います。
1年目の利益は10%以下。
弊社の固定経費はほぼ求人費のみです。
事務所はバーチャルオフィスなので月々6,000円程度。
車両も自社で保有せずにリース会社から転貸。
2年目は少し委託手数料は見直していて、固定費の方針は変えていないので利益率はよくなっているかなと思っています。
もっと台数が増えてくるとコンプライアンスをしっかり気をつけないと痛い目に合うようなので、そろそろ考えていこうと思っています。
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