見出し画像

特別楽しかった理由:ベリロン2次創作NFT購入会でYENも購入(日本円ステーブルコイン)体験記

私は、IT企業向けのWEB3の講演や調査レポートの仕事をもらいながら、実はNFTを購入したことがなかった。
それはまるで、経験者のふりしてエロ話をしまくって、実は童貞ですと告白できなくなった男のようで、非常に心苦しい状態が続いていた。
そんな心苦しさが続いて、余計にNFTを買うのが億劫になって動けずにいた。何をやれば買えるかは、エロ本読み過ぎた童貞のように手順はわかっていた。でも実体験がないままなのだ。

そんな思いで切なくつらい日々を送っていた私は、twitterのタイムライン上に表示された、
【第1回 YEN・ベリロン2次創作NFT購入会】
という文字に、胸を射抜かれた。数分間、フリーズしたが、おもむろに主催者の、安藤さんにTwitterのダイレクトメールを送った。

安藤さんは丁寧かつ優しく、すぐにこんな返事をくれた。

「中村さんのツイートを拝見したところ、あまりに簡単すぎて退屈してしまう可能性が大いにある気がしておりますが、その点は問題ないでしょうか、、、?笑
率直に、価値を出せるか心配で、もう少しグレードの高い企画を別途させて頂く方が良いかも...??とも思ったりしてしまいました!笑 」

迷惑かけないように細心の注意を払いますので、そこをなんとかと、すがりつくような返事をだしたところ、参加させてもらえることになり、会う前から安藤さんに好印象を持った。

さて当日である。参加する数時間前から、本当に参加して良いのか、おそらく他の参加者とは親子以上も歳が違う俺が参加してウザがられないだろうかと、非常に気が重くなっていた。 でもNFT童貞を破らねばならない。

さらに僕の場合特に重い個人的な事情があった。実はYEN(日本円ステーブルコイン)がベンチマークしているであろうJPYC(日本円ステーブルコイン)の業務委託を昨年末2021年末まで受けていたのだ。
私は昔こんな記事も買いていた。
ステーブルコイン(安定仮想通貨):安定を巡る通貨の冒険

こんなニッチ分野の記事が6000PV以上も読まれているくらいこの記事は情熱をもって書いてステーブルコインには詳しくなってその後も観察勉強していた。

JPYC向けの記事も複数のこのnoteの記事に書いてきているが、財務がきびしいとのことで、新しい分野に挑戦しているJPYC社のことを思って仕事なのに請求もほとんどしていない時期も長かった。それでも契約が終わって、何とも複雑な思いを抱えていた。もし世代の差からのコミュニケーション困難もその一つの理由だとしたら、58歳の僕がまた、こういう若い人たちの勉強会にでるのも場違いかなと、それこそ胸を痛めていた。
でもNFT童貞は今後の仕事のためにも破らねばならない。心の葛藤が嵐の様だった。

それで会場の飯田橋のカフェまで余裕をもって行ったつもりが、飯田橋駅構内が思ったより長く複雑で、時間がとられ、遅刻してはまずいと小走りになり、店には時間丁度くらいについたのだけど、すで汗が流れていた。暑い日だったし。

会場につくと、安藤さんと、参加者の女性一名が、対面の席で楽しそうに話していて、美男美女カップルの楽しいデートのような光景に、私は隣に座って良いものか迷い、椅子の横で立ち尽くしていた。二人とも美しいだけでなく、知性が輝いている顔をしていて、さらに汗が出てきた。

さてこの集まりは、雑談と、質問に答える形から、開始してもらえて、気持ちもほぐれてきた。安藤さんは賢さと優しさが同居していてその雰囲気が他の参加者にも伝わってきて、集まり全体の雰囲気が良くなってきて、僕でもリラックスできて来た。汗も止まった。

質問では、「ベリロンはなんでこんなに盛り上がっているのでしょう?」
ときいてみたのだけど、回答内容よりも、なんとなくこの集まりと同じように、賢さと優しさの同居したような人が初期メンバーでそれが全体に伝わってきて広がってきているのではないかなと私には感じられた。

さて、NFTを買う体験をしてみたいだけで参加したのだけど、PCがあればガイドしてくれるというけど、暗号資産持ってないのにどうやるんだろうと漠然と思っていた。

この集まりは当然だか、YEN(日本円ステーブルコインをまず。
YEN販売所
で日本円で買うのだ。
その前に各自のPC(私にとってもスマホよりPCで本当によかった)に
METAMASK(イーサリアムとかPolygon使えるウォレット)をインストールとセットアップしておく。

日本円(法定通貨)でYEN(日本円ステーブルコイン)を買ってそれを自分のセットアップしたばかりのMETAMASKに送ってもらう。

METAMASKのスワップ機能(ユニスワップ等の外部の分散取引所でもいいけど手順がより簡単なのはウォレット機能だった)で、ガス代だかレート含めてもウォレットの機能の方が自動的に安いところ選んでくれるらしくトータルコストでもこっちが得かも)

でラップドイーサ(イーサ以外のブロックチェーンやイーサをERC20トークンの様に使えるのがラップドイーサ)にする。

そのとで、オープンシー (opensea.io)

*オープンシーはNFT最大のマーケットプレース

に自分のウォレット(さっきセットアップしてYENをおくてもらったばかりのMETAMASK)を接続する。

* 現時点でweb2とweb3の最も具体的にわかりやすい違いは、web2はグーグルやアマゾン等(GAFAM)へのログインがweb3ではサービスに自分のウォレットを接続することに代替されたように見えることである。これが自分のデータ(トークンも含めた)を自分で所有管理することそのものとなっている.

YENの最小購入単位は5000円であった。ステーブルコインだからそれは5000YENにスワップ(購入)されて、自分のウォレットにある。それをラップドイーサにスワップしてベリロンの2次制作で買える価格のNFT探すとかなり種類は絞られてくる。
そこでやっぱり、どうせ買うなら、少しでも、趣味に合うものを買いたくて、探しまくった。

そして僕が初めて購入したNFTは以下で嬉しくてすぐtweetしたら、ベリロンコミュニティーは優しいのでいつもは誰も閑散とした僕のtweetにも26も反応があった。


UMAとは未確認生物のことで、安くてデザインもまあ僕はこんなの良いかなと買ったのだけど、後から気がついたけど、安藤さんの使っているアイコンのNFTに羽が生えているだけのデザインだった。二次制作にここまで寛容で自由にやれているのもベリロン盛り上がりの一因なのかね。

下の画像のように作業をしました。とても和やかで、参加者が一人だけ親世代の僕にも親切で、本当に楽しく嬉しい気持ちで過ごさせてもらい。
この記事を書かせてもらいましたが、実はひそかに和同開珎(YENのコミュニティートークン)がもらえるかもとも期待しております。

web3は 共感できる価値観、協力して得られる経済価値、交流できると楽しいコミュニティー、3つのバランスが大切で、しかもこれらがうまくバランスしているところはまだ少数だと思う。だからベリロンもYENもその少数の貴重なweb3コミュニティーになり得る。そう感じられたことが何より嬉しかったのでした。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?