Masato Nakamura

好きな事:水泳、書くこと、スキー、新しい体験をすること、孤独なくせに心を通わすこと、本…

Masato Nakamura

好きな事:水泳、書くこと、スキー、新しい体験をすること、孤独なくせに心を通わすこと、本音ではなすこと

最近の記事

特別楽しかった理由:ベリロン2次創作NFT購入会でYENも購入(日本円ステーブルコイン)体験記

私は、IT企業向けのWEB3の講演や調査レポートの仕事をもらいながら、実はNFTを購入したことがなかった。 それはまるで、経験者のふりしてエロ話をしまくって、実は童貞ですと告白できなくなった男のようで、非常に心苦しい状態が続いていた。 そんな心苦しさが続いて、余計にNFTを買うのが億劫になって動けずにいた。何をやれば買えるかは、エロ本読み過ぎた童貞のように手順はわかっていた。でも実体験がないままなのだ。 そんな思いで切なくつらい日々を送っていた私は、twitterのタイムラ

    • 水泳を信仰する男

      僕は、何回も宗教に勧誘されたことがある。先入観念で否定してはいけないと思うから、話を聴いてみるが、一度も入信したことはない。 それは宗教を信じられないかったというより、それ以上に、それが気持ちよく感じられなかっただけのことかもしれない。 僕に宗教があるとしたら、それは水泳だ。 水泳は気持ちよく、自分の楽しい記憶、暖かい記憶につながっている。 僕の一番古い記憶も水泳にまつわるものだ。 幼稚園に入る前だったと記憶している。市民プールに父に連れて行ってもらった。水泳を習って

      • WEB1 以前からWEB3 までの体験と考え

        1990年くらいに、友人とあって、メールアドレスの話をしたら、それはそのまま俺の会社にも届くから試して送ってみてと言われた。 試したら、届いた、今から見ればあまりに当たり前のことだが、当時の自分には驚天動地のワクワクする出来事だった。 自分がマイクロソフトにいたときで、友人はソニーにいた。メールは社内だけのやり取りをするものだと思っていた。それは私だけでなくそう思っている人が絶対的多数の時代だった。外部の組織に目の前のPCからメールを送れるなんて、どこでどうつながってそん

        有料
        500
        • 本を出して初めて自分が救われたこと

          #つくってみた 小学生のころから読書が好きで、本屋が好きで好きでいつも長時間立ち読みして表紙を眺めて、いつか自分を本の出してみたいなと、実に50年間も思いながらそれができないままでいた。 アマゾンの電子出版で自分の本を出版できた。それは大切で愛おしい体験だったので、簡単にお伝えします。僕に似た経験をしている人いること本の感想もらってわかったので。 本の内容についてですが、世の中の売れている本は、健康についてとか、お金についてとか、いかに仕事をうまくやるかとか、ハウツー本

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          初出版への感謝を2冊目に昇華宣言

          今年もよろしくお願いします。 昨年、結婚、心臓手術、初出版をしました。 年初は、手術の経験まで含めて出版することは想像もできませんでした。 昨年中の新しい出会いから起きたことでした。 そして私の本を読んでくれた人達から何度か食事に招待してもらいました。 今つらい状況にいる人にこの本から力をもらったと言っていただいたことは望外の喜びでした。 今年は2冊目を出版します。出会いと再会を大切にして、また1から始める今年を作っていきます。 年末年始に私の本を買ってくれた人達の

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          働き方のこれから お金とは何か1: 複数の企業と働く自分株式会社

          今年、初めて自分の本を出した。自分の過去の手痛すぎる失敗も表現した上でそこから、読者に良かれと思うことを紡ぎだせた。 ただ自分で書いた本がどんな評価を受けるかはわからなかった。こんな大失敗して何とか生きているようなところから持ち直しつつあるような人間の本なので。 自分の失敗やつらい経験に向き合ってそれを正直に表現するということはこんなに難しいことかと何度も思い知らされた。書きながら涙が出てしまうのだ。 ただ現在、自分だけの株式会社を持ち、それを回して、なるべく自分の価値観

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          金融庁のデジタル・分散型金融への対応のあり方等に関する研究会からわかること JPYC9

          金融庁はHP上で今月 2021年11月「デジタル・分散型金融への対応のあり方等に関する研究会」中間論点整理 を公表した。 この研究会のメンバーとして、東大の法学部の教授や大手弁護士事務所の弁護士、ブロックチェーンの技術力で評価の高い会社のCTO等、文句のつけようのない方々が選ばれている。 これに選ばれている東大法学部の教授と金融庁のトイレで立ち話をしたことがある。ブロックチェーン分野にも対応できる良い法律を作るために少しでも話を聴こうとする真摯な態度に驚いて今でもよく覚え

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          中央銀行デジタル通貨(CBDC:Central Bank Digital Currency)と日本のDCJPY JPYC8

          中央銀行デジタル通貨というものは、お金は機能として本来デジタル化と相性が良いので、もっと早く実現しているべきものだったかもしれない。 それに時間がかかってきたのにはいくつもの理由があるのだろうけど、その実装方法によっては既存の民間金融機関がいらなくなってしまうことも想定できてそれをどうするかの議論もあったはずだ。 今の民間銀行は、日銀の当座預金に預金をして、一定の自己資本比率の範囲で、その何倍もの金額をお客さんの通帳に印字できる。 銀行のお客さんの貯金は、主客を逆転して銀

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          中央銀行と法定通貨とステーブルコインそのリスク JPYC7

          ステーブルコインが暗号資産経済圏で通貨のように機能し得る貴重なトークンとして成長しているのは事実だが、それを規制する必要も、中央銀行や金融当局側からなされるようになってきた。 これはよく考えないとわからない経済のために基本的に大切なことを含んでいる。 表層だけとらえて、イノベーションとそれに対する既存勢力の規制ととらえてしまうと、本質的なやばさがあることに気が付けなくなるからだ。 特に、日本は特殊な状況にある。 実に30年間もデフレで物価が上がる経験をしてない。 第二次世

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          通貨発行権、ロスチャイルド、ステーブルコイン JPYC6

          通貨発行権とそれによって得られる利益で絶大な権力を得た一族がいる。 私はそれを得るための執念がどのように育まれたかを想像することができる機会があった。 以前、フランクフルトに出張した際に一日自由時間を手に入れた。気ままに散歩していたら、マイン川(ライン川の支流)のほとりに『ユダヤ民族博物館』と書いてあるらしいドイツ語で表示された邸宅のような奇妙な雰囲気の建物があった。 恐る恐る中に入ってみると、ユダヤ民族がドイツでどのように差別されて苦しんできたかの歴史をこれでもかと展示し

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          その2面性のとらえ方 JPYC5

          JPYCについて最初の記事をnoteに書いたのは、2021年2月24日だった。 https://note.com/masaton2/n/n233616a09f2b この記事は、当初 暗号資産市場株式会社(JPYC株式会社)に納品して、その後一か月以上返事がないので、直接確認したところ、自分でnoteにでも掲載してくれということなので、そうしたものだ。 だから記事自体は2021年の初めころに書いた。 僕はJPYCの記事を書く業務委託契約でそれは量に応じたものだった。だから、

          その2面性のとらえ方 JPYC5

          本音で書くか儲けるために書くか JPYC4

          僕は、書くことがビジネスにつながることを何度も経験してきた。 最初は、ブログを立ち上げて、それを収益化することもできないまま、やけ気味に、ブロックチェーンのイベントに出席してそのレポート記事を書いていたら、仕事をくれる人が出てきたこと。 それはとてもありがたいことだった。書いて自分の体験を公開することで、それに付随する仕事をもらい、書くこと自体はそれまで通り自由に書ける。そればかりか、イベント主宰側の気持ちや、業界のキーパーソンへのインタビュー等も含めてより、熱の高い記事

          本音で書くか儲けるために書くか JPYC4

          偶像化された父の思い出

          私が9歳の時に父が事故死した。 思春期前に亡くなった大好きな父には反抗した思い出もない。 なぜ、父はあんなに優しかったのだろうと問い返さずにはいられない思い出ばかり。疑問を考え続ける自分の性格から一段とそれを何度も考えてきた。 私の一番古い記憶となる原体験も父との思いでだ。 私が3歳のとき、スーパーカブのカゴかハンドルに抱きかかえるようにして、父は私を八王子市民プールに連れて行ってくれた。 大人用の大プールに私を入れると、父は監視員に注意された。この真面目でルールを良く守

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          昭和のお金の本の教えを令和風に

          昭和の良書でアマゾンキンドルで読めるものが多くなってきている。 なるほどと思うことが書かれている。 ただ時代の差はあって、それを令和の今風に環境に合わせた変化を加えて考え直すとしっくりきて、多分今を生きる人には共感してもらえるかなと思いこれを書く。 邱永漢さんという 台湾生まれで、日本で大学をでて、その後も、日本、台湾、香港、中国で、仕事と執筆活動をされた方がいる。 お金の神様とも呼ばれ、昔はテレビにもでていた。 この方を凄いなと思った最初は、糸井重里さんが運営していたサ

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          これからのお金を学べるJPYC3

          私はブロックチェーンの講演やコンサルティングの仕事をいただいてますが、実はビットコインの売買は少ししかしたことありません。 2017年から2020年までVALUというサービスがありました。このサービスは個人の価値をビットコインを使って株のように売買できるものでした。そこに自分のVALU(自分の株のようなもの)上場させたら、それをビットコインで買って下さった、とてもありがたい方々がいて、少しだけビットコインを持っていたことがあったのです。 それもすぐ売ってしまいました。約5万

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          日本暗号資産市場のステーブルコイン JPYC2 世界最大ゲームと世界観

          元祖多人数ネットワークロールプレイングゲームと仮想通貨 ひとつ前の記事で、ステーブルコインがなぜ経済圏を作るのに必須要素となるのか 貨幣の主要機能と価格の安定性が一体となっていることから説明をしました。 日本暗号資産市場 代表の岡部さんは経験的にステーブルコインの大切さを知っているように見えたので、どんな経験からそれを知ったのか質問をしたところ以下の返事がありました。 「2000年ごろにウルティマオンライン(世界初の多人数ネットロールプレイングゲーム)をプレーしていて 

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