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足摺七不思議~旅人の流儀。継承の仕方~

足摺岬。足摺七不思議の観光は、だいたい展望台に上がって、水平線が丸く感じるのを体験した後、天狗の鼻のお話から始まります。

「足摺七不思議~天狗の鼻~」
昔金峯上人(役の行者)天魔(天狗)障害するにつき一指をあげて降したるに天魔蹉跎して退散したるにより蹉跎山と云ふなり。役の行者は二鬼を使って全国の天狗を集めたと云はれ当山の天狗は放生坊と云ひ両面一足の天狗と縁起に見られる」

「継承の仕方」を見つける為に、手がかりをGPT-4で調べてもらいました。


「この話の類似物語を3つ教えてください」


1. 「鞍馬天狗」 鞍馬山に住む天狗である鞍馬天狗(騎馬天狗)は、源義経が幼少期に剣術を習得するため天狗から教えを受けたという伝説があります。この物語も、人間と天狗が関わりを持ち、山を舞台にしている点で足摺七不思議の天狗の鼻と類似しています。

2. 「一寸法師」 日本の昔話の一つである一寸法師では、主人公である小さな僧侶が鬼を退治する物語が描かれています。足摺七不思議の天狗の鼻では役の行者が天狗を退散させるという点で、鬼や天狗との対決が類似しています。

3. 「天狗裁き」 天狗裁きは、たとえ話や民話で語られる物語で、天狗が人間に裁きを下す様子が描かれています。足摺七不思議の天狗の鼻と同様に、天狗が人間と関わりを持つ物語です。天狗裁きでは、人間の間違った行いを天狗が指摘し、教訓を与えることで物語が進んでいきます。

「天狗から教えを受けたという伝説」のある「鞍馬天狗」の物語を見ていきます。


リンクは、お能の鞍馬天狗の演目ストーリーです。

上記リンクの一部コピーです。

大天狗は、牛若丸の態度を褒め、同じように師匠に誠心誠意仕え、兵法の奥義を伝授された、漢の張良(ちょうりょう)の故事を語り聞かせます。そして兵法の秘伝を残りなく伝えると、牛若丸に別れを告げます


兵法の奥義を伝授された、漢の張良(ちょうりょう)の故事を見ていきます。

リンクはこれもお能の張良です。

上記リンクの一部コピーです。

「沓を取り戻し、黄石公に履かせました。黄石公は張良を褒め、兵法の奥義を伝授しました。大蛇は、観音の化身で、張良を試すために来た」


「じーさん」「ボケてんのか」
「なんで、私がクツを履かせないかんがや」
「クツくらい自分で履けぇ」
「私は、奥義が欲しいいンや」
もしも、張良がようだい言ってたら、

黄石公は「さよか、ほなさいなら」となり
受け取る物語にはならなかった。


教えていただく時は、全て真摯な態度、振る舞い受け止める。

旅人は、真っ白な心で誠実に世界に触れる。
全ては、自身の学びになる。

足摺岬へ来たならば、頭にあるもんを一端、他所に置いといて、
心に流れ込む物語を楽しんでください。

おそらくそれが、旅人の流儀。


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