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なぜ、システム開発は必ずモメるのか?

「システム開発って、どうしていつも問題が起こるのか?」
そう思ったことはないですか?

本書『なぜ、システム開発は必ずモメるのか?』では、
その理由と解決策を解き明かしています。

要望を出すときや、それを整理して要件にするときには、役割を超えてお互い気付くことをどんどん言い合う形でしか網羅性は担保できない。

システム開発で最もモメやすいのは要件定義の段階です。
経験上、「後は良い感じにやっておいて」
というあいまいな要望が
後の工程で混乱を招くことはよくあります。

本書では、プロジェクトの成功には、
役割を超えたコミュニケーションが欠かせないと説いています。
皆が気づいたことを率直に言い合うことで、
開発の網羅性を確保する必要があるのです。

また、現時点で決められること、
後回しにするべきことをはっきりと色分けし、
優先順位を立てて進める重要性も指摘されています。

これができないと、開発の後半で
「こんなはずじゃなかった…」となり、
全員が苦労する結果になるだろうと思いました。

システム開発に携わる方には、
この本をぜひ一読していただきたいです。

#読書

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