絶望しようぜ
その方が、強く、優しくなれるから。
音声配信アプリ”banshaku”とバンドとのタイアップが決まり、全国ツアー中メンバーそれぞれがボイスアカウントを持つ世界線。自分はどんな音声配信なら飽きずに、そして飽きられずにお届けすることができるのか。
これまでに何度かラジオのレギュラーを持たせていただいた時期もありましたし、古今東西のお喋りの達人、ラジオモンスター、ラジオスター、もっと言えばラジオの文化そのものに多大なリスペクトの気持ちがあります。
昨日今日再び始める付け焼き刃の自分が“質”の部分では太刀打ちできないとすれば、ここは””企画”と”量”で勝負するしかない、そう考えました。
はて、一体自分はどんなテーマで何を"企画"すれば良いのか。
そうだ絶望しよう。
どさくさに紛れて京都へ行こう、みたいな往年の名キャッチフレーズの引用甚だしいですが、ふと思い立ったのが絶望でした。ほとんどは自分自身に、たまに他人に。時に世界に。微小なものから巨大なものまで、何故だかどうして、絶望が止まりません。いくらでも無限に降って湧いてくるのです。
そして嘘か本当か、誰が言ったか知りませんが、
どうやら、他人の不幸で飯が美味い、らしいです。
不幸つまり絶望は、オカズとしてとても美味しい、優秀なコンテンツなのではないか?そこには一定数の需要が見込めるのではないか?
また、絶望を言い換えれば傷、心に深くダメージを負うこと。
傷の舐め合いという言葉、よくよく考えてみると実にセクシーだと思いませんか?だってお互いの傷を舐め合っている状況を頭の中で妄想した時に、それってええと、ほぼ営みのそれと変わらないじゃないですか。
つまりは傷を舐め合う行為は、そんなに悪いものでも無いんじゃないかと。
むしろ癒える部分もあるのではなかろうかと。
自分自身の、そして我こそはと、集いし絶望さんたちの不幸や絶望話を掻き集めて献上し、リスナーの皆さんのオカズにしていただこう。
絶望王に俺はなる ドン!。
そんな思考回路の元生まれたのが、この”絶望のススメ”です。
圧倒的ネガティブ、傷の舐め合いコンテンツ。音声配信アプリbanshaku内にて、本日より、とりあえず力尽きるまでしばらく毎日21時、15分くらいの私の音声が日々更新されていきます。
すでに録音してみて、意外となんですけど、絶望にもいいところがあって、当たり前の日常が愛おしい、みたいな、普通の白いご飯がとても有難く感じるとか、そう言った効果もあります。
そして、最初の方で書きましたね、とにかく"量"で勝負すると。
これはよく自分に対して、色んなことに共通して思うことです。
出来るとか出来ないとか、得意とか不得意とか、向いてるとか向いてないとか、意味があるとか無いとか、とりあえず100回くらいやってみてから言えよ、と。
そんなに簡単に結果なんて出ませんし、世界は変わりません。100歩くらい進んだ先でようやく見えてくる景色が変わってくるんです、きっと。
なので、もう戒めとして強制的に100回続けることにしました(これを自縄自爆タイプの絶望と言います)。
願わくば100日連続が理想ですが、ただ当方、本業がバンドマン及びボーカリスト、声を仕事にしている手前、喉や声のコンディション次第では、休ませることを優先させるかもしれませんので、その辺りは寛大な、生暖かい耳で耳守って頂けると幸いです。
ぜひbanshakuアプリをダウンロードして頂いて、アプリ内でお便りという機能があるので、そちらで頂けると一番嬉しいですが、こちらのコメント欄でも常にあなたの絶望を歓迎しております。
(また、Android端末が未対応ということも承知しております。対応されるまで切り抜きなどでもお楽しみ頂けるように、手は尽くしたいと思っています。)
というわけで、さあ、みんな絶望しようぜ。
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本日作詞をさせていただいたSexy Zone『puzzle』の発売日。
火曜ドラマ「リビングの松永さん」の主題歌。
発売日はその楽曲にとって、誕生日で、お祝いで、めでたい日ですから。
日本中に愛されるべき名曲です(金井政人調べ)。
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メンバーシップはこちらでやってます⇩
基本的には我が道をいくバンドマンの悪巧みですが、
503名様まで限定のコンテンツということで、503名揃い次第、以降は募集を終了させていただきます。
バンドマン(と)のクリエイティブに興味のある方、お待ちしております。