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定額住み放題サービス「ホビモ」を使ってみた感想!

夫婦で「歩き旅」や「電車旅」をするのが好きで、本ブログでも過去にいくつか記事にしてきたこともあり、最近なにかと話題の多拠点生活というのに興味がありました。

このような多拠点生活をサポートしてくれる定額制の住み放題サービスというのが今はいくつか存在しており、全国を転々としながら毎日過ごせたら楽しいだろうなぁ…ということで実際にサービス使ってみた所感を残しておこうと思います。

ちなみに今回利用したのが「ホビモ」というサービスです。
(リンク:https://www.hobimo.life/

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今年の2021年にスタートしたばかりの新しいサービスだったこともあり、ネットでいろいろ調べても利用者のブログ記事とか見つからなくて、今回こうしてユーザー目線での記事を書いてみたという背景もあります。。

※現在、ホビモのサービスは休止中です。参考資料としてお読みください

ホビモとは?

ざっくり言うと、さまざまな趣味を持ったユーザーが全国で提供されている拠点を転々としながら、遊びや仕事を満喫できるサービスという感じでしょうか。

まだ拠点数は十数箇所しかないようですが拠点の形態がとてもユニークだなぁと感じました。例えば、マンション、古民家、民宿、コンテナハウス、別荘…という感じでそのバリエーションはとても豊富でキャンピングカーを拠点として提供している場所もあるほどです。

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サービスの利用料は毎月4万円という定額制で、全国の拠点を毎日転々と住むことができます。この料金の中には光熱費やトイレットペーパーなどの消耗品がすべて含まれています。また、拠点はすべて個室になっているのでプライベート空間はしっかりしており、なおかつ広い共有スペースやキッチン・風呂・トイレなど生活に必要なものも全部利用できます。

なので、ユーザー側は着替えや食材などを持っていくだけでOKといお手軽さが最高だと思います。ちなみに自分ともう1人だけ一緒に同行可能なので、実際には2人で毎月4万円で多拠点生活ができるのも魅力だと思います。

私の場合は夫婦で旅をすることがほとんどなので、これは非常に助かっています。


「ホビモ」の使い方・利用方法

ホビモを利用するには、一般的なWebサービスみたいにメールアドレスとパスワードを登録してハイ終わり!…という感じではなかったので、全体的な流れを紹介しておきます。

今回はモニターとして登録したこともあり、通常の流れと少し違ってるかもしれませんのであくまで参考程度にということでご了承ください。

だいたいの流れは以下のとおりです。

1,メールアドレス登録
2,モニター向けオンライン面談
3,会員の本登録
4,拠点の予約
5,滞在中のいろいろ
6,次の旅へ

それぞれ順番に解説していきます!


1,メールアドレスの登録

まず最初はホビモのWebサイトから自分のメールアドレスを登録するところから始めます。

私は毎月開催されているというオンライン説明会の募集から登録をしたのですが、「無料登録はコチラ」というボタンからでも同じように登録できるはずです。

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登録するとすぐに返信が来ます。この返信メール内にLINEのリンクが記載されており、友達登録すると専用の窓口になるアカウントからいろいろな質問ができるようになります。

そこで、私はモニター登録をまだやっているのかを聞いてみたのですが、幸いにもまだ実施していたのでそのままオンライン面談の日程調整をしてもらいました。(ちなみにモニターとして参加すると1ヶ月分が無料になります)


2,モニター向けオンライン面談

Google MeetかZoomのどちらかでビデオ通話をすることになるのですが、今回はZoomでお願いしました。

面談の内容としては、ホビモのサービス内容を紹介してもらったり、拠点の説明や一般的なルールの解説などがメインになります。不明な点を質問したりして自分がイメージしている通りのサービスかどうかを確認する意味合いもあるのかなと感じました。

最後に「モニター参加します!」とLINEで返事をすると本登録の案内に進みます。


3,会員の本登録

さまざまなユーザーが拠点を利用することから、素性の分からないヤバい奴が来ないようにする意味もあって本人確認が最初に必要です。方法は簡単で免許証をスマホで撮影して送付するだけなので迷うことはないと思います。(保険証かパスポートでもOK)

そのあとにクレジットカードを登録すれば、クラウドサインを利用した契約書が送られてきます。

契約書を読んで名前を入力すれば自動的に電子印が押されます。そのあとにログイン用のIDとリンクがメールで送られてくるので、新しいパスワードを設定すれば会員用のページを閲覧できるようになります。

また、同時にリネン類が自宅に送付されるので受け取りをお願いしますという案内も来ます。

最初は「なんだろう?」と思っていたのですが、ベッド用のカバーやシーツのことでした。つまり、ユーザーはこのリネン類を持って拠点に行き、帰るときに洗濯してまた次の拠点で使うという流れになっているわけです。
(自分で用意しなくていいのはありがたいです)


4,拠点の予約

本登録を済ませれば、いよいよ自分の行きたい拠点に予約を入れることができるようになります。

最初は1つの拠点にMAXで5日間の予約を入れられるのですが、滞在中に他の予約者がいなければさらに追加で予約を入れることもできます。最終的に1つの拠点には最大で「15日間 / 月」滞在できる仕組みになってます。

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拠点を転々とするなら日数はあまり気にしなくてもいいと思いますが、この仕組みは1人のユーザーが拠点を独占しないための工夫らしいです。

予約が完了して特に問題がなければ承認メールが送られてきます。内容に間違いがないかを念のため確認しておきます。


5,滞在中のいろいろ

予約が完了したら、あとは現地へ行って楽しむだけです。

各拠点は管理人(家守)のような人がしっかりサポートしているので、部屋の案内やルールなど分からないことがあったら気軽にメールなどで聞けるので安心感があります(拠点によっては管理人がすぐ近くに居住されてる場合もあるのでさらに安心)。

滞在中は基本的に自由ですが、ベッドメイキングや掃除・洗濯など自分のことは自分でする必要があります。食事は自炊するか外食になるわけですが、タイミングが良ければ他のユーザーと一緒に御飯を食べたり、管理人さんとお酒を飲み交わすような交流も楽しめます。

個人的には、海に近い拠点なら海水浴や釣りなどを楽しみ、山奥にある拠点なら山菜を採ったり登山を楽しんだりとさまざまなアクティビティを満喫するようにしています。

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便利なことに高速WiFiが提供されている拠点ばかりなので、共有スペースなどでしっかりと仕事もできるので助かります。やはりキャンプと違って、エアコンの効いた部屋で落ち着いて作業できるので、遊びと仕事が予想以上に両立できるのは面白い発見でした。


6,次の旅へ

拠点での滞在を満喫したら、事前に予約しておいた次の拠点に移動するも良し、ひとまず自宅に戻るも良しという感じなのでそのあたりは自由です。

ここまでの流れがひと通り体験できたら、ホビモを使った多拠点生活ではほとんど困ることはないと思います。とにかく思いっきり遊んで、空いた時間に仕事してまた遊ぶというリズムが私にはちょうど良いです。

私が初めてホビモを利用して高知の拠点に行ったときの話は以下の記事で読めるので参考にしてみてください。


まとめ

多拠点生活はまだ始めたばかりなのですが、今のところ特に不満もなく楽しめているのが現状です。

現時点で拠点数がまだ少ないのが唯一の残念ポイントなのですが、年内には数十箇所が追加されるそうなので楽しみです。(拠点が増えると交通費も少なくて済むので個人的にはありがたいです)

しばらくは拠点に訪問したときのログを本ブログでも残していく予定なので、ご興味ある方はぜひ参考にしてみてください。
(質問などあればコメントかフォームでお知らせください。分かる範囲でお答えします)


最後まで読んで頂きありがとうございました! もし記事を読んで楽しかったよーと思われたら、サポート支援をよろしくお願いします! 今後も積極的な情報発信を続けていきます!