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中小企業診断協会に入会すべきか

こんにちは。中小企業診断士の高杉と申します。

先日、私の所属する埼玉県中小企業診断協会のフレッシュフォーラムがありました。未入会の皆様も多くご参加いただき、有意義な情報交換ができました。

さて、2018年度合格の皆様は実務補習と合わせて、中小企業診断協会への入会を検討されているかと思います。
そこで今回は、中小企業診断協会(以下「協会」と記載)に入会すべきかについて、私の意見を述べたいと思います。

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■要約
①まずは入会してみるべき。合わないならば辞めればよい
②活動に参加しやすい地域に入るべき
③協会活動だけではなく、他の士業等とのネットワークは作っていくべき
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■①まずは入会してみるべき。合わないならば辞めればよい

他の士業と違い、中小企業診断士は協会への入会は必須ではありません。
入会せずに活動されている診断士の先生方も多くいらっしゃいます。
入会が任意であるが故に、協会に入会するかどうかについて悩むところですが、私は、食わず嫌いはせずに、まず入会すべきであると思います。
協会では、研究会、受託事業、プロコン塾等々、様々な活動ができ、診断士のネットワークは確実に広がります。
先輩診断士との交流を通じて、診断士活動への理解も深まります。
入会金や年会費は決して安くなく、払った元が取れるとは断言しにくいですが、まずは入ってみることをお勧めします。食わず嫌いはもったいないかなと思います。

■②活動に参加しやすい地域に入るべき

「協会に入る」とは、47都道府県にある、協会のいずれかに入会することを指しますが、居住地や勤務地等に関わらずどこへでも入ることができます(複数の協会に入ることも可能)。
そこで、どこに入るべきか判断する必要がありますが、協会の特色等で選ぶよりも、活動に参加しやすい地域に入るべきと思います。
例えば、サラリーマンで、[1]平日夜に時間が取りやすいならば、勤務地からアクセスしやすい協会、[2]週末に時間が取りやすいならば、自宅からアクセスしやすい協会と言った具合です。
私の場合、勤務地は東京、自宅は埼玉なのですが、週末のアクセスを考え、自宅近くの埼玉県協会に所属しています(上記パターン[2])。
所属人数が多い東京都協会も興味はありますが、あまり参加できないと思い、現状、入会は見送っています。

■③協会活動だけではなく、他の士業等とのネットワークは作っていくべき

協会はその名の通り、「中小企業診断士の協会」です。基本的は診断士に関係することが話題の中心となります。
診断士のネットワークはもちろん重要ですが、それだけにならないよう、協会外で他の士業等とのネットワークは作っていくべきだと思います。
まずは他の士業が主催している勉強会などに参加していくとよいと思います。

■おわりに

今回は、誰もが一度は迷う、協会への入会について書いてみました。
③については、私も実践しきれていないので、今年~来年の重点施策としていきたいと思っています。

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