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診断士の次に取るべき資格!?

こんにちは。中小企業診断士の高杉と申します。
私事ですが、2018年5月で診断士登録から1年が経ちました。
(あまり活動できていないながらも)診断士の動き方が色々と見えてきた面もあります。
そこで今回は、″企業内診断士が診断士取得後に取る価値のある資格"について考えてみたいと思います。

※参考情報として、中小機構のデータでみる中小企業診断士2016年版
(http://j-net21.smrj.go.jp/know/s_hiroba/data2016/index.html)
によると、中小企業診断士以外の保有資格は上位から、なし24.0%、その他18.1%、ファイナンシヤルプランナー13.0%、販売士8.3%となっています。

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■要約
①本業と直結する資格が最優先なのは当然
②診断士業務と比較的親和性があるものならば「販売士」や「ターンアラウンドマネージャー」、「事業承継士」など
③マネーリテラシーを高めるという意味で「ファイナンシャルプランナー」はお勧め
④資格マニアにはなるべきではない。目的意識を持った学習が必要
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■①本業と直結する資格が最優先なのは当然

これは"価値のある資格"というよりも昇進や昇給の観点で"取らなければならない資格"となりますが、本業に直結する資格です。
例えば、IT系ならば情報処理技術者試験、金融系ならばCFA等々、所属会社によって様々です。TOEICなども当てはまりますね。

※以下の②、③は、①と重複する場合は読み飛ばしてください。

■②診断士業務と比較的親和性があるものならば「販売士」や「ターンアラウンドマネージャー」、「事業承継士」など

本業と直結しない資格群の中で、検討候補にあげるとすれば、診断士業務に親和性があるものとなるかと思います。
診断士業務と言っても様々ですが、販促絡みで「販売士」、事業再生絡みで「ターンアラウンドマネージャー」、事業承継絡みで「事業承継士」などでしょうか。
※私は上記何れも保有していません。

■③マネーリテラシーを高めるという意味で「ファイナンシャルプランナー」はお勧め

診断士業務と直結するとは言いにくいのですが、ファイナンシャルプランナーはお勧めです。ファイナンシャルプランナーは、
[1]ライフプランニングと資金計画(=年金など) 
[2]リスク管理(=保険など) 
[3]金融資産運用(=株式など) 
[4]タックスプランニング(=税金全般) 
[5]不動産
[6]相続・事業承継
上記が出題分野であり、これらを浅く広く学べるという意味でお勧めです。
新しい知識を浅く広く学ぶにあたっては、カリキュラムが体系立っている資格を活用するのもよいと思っています。

※私は2級ファイナンシヤル・プランニング技能士 AFPを保有しています

■④学び続けることは必要だが、資格マニアにはなるべきではない

独占業務がない診断士だからこそ、他の資格で弱い分野を補填すべきとも言われることもありますが、資格マニアになっては本末転倒だと思います。
資格は、対外的には「一定の知識を持った証明」程度にしかならない(弁護士、会計士、税理士等の超難関と言われる資格は除く)と思いますので、「何のために学ぶのか」と目的意識を持って学び続けることが重要だと思います。

■おわりに

今回は、資格取得について書いてみました。
偉そうなことを書いておきながら、当面はFP1級取得程度の目標しか立てられていません。目的意識を明確にするためにも、スキル向上のロードマップを描かないといけないと思っています。

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