見出し画像

6/11(火)在来作物早田瓜の栽培 〜自然農法〜

 山形県庄内の在来作物である早田瓜の苗作りを始めました。定植できるまで見守り育てる、子供持ちではありませんが、なんか我が子を愛でるような感覚で早田瓜を育てています。

 在来作物とは、ある地域で、世代を越えて、栽培者によって種苗の保存が続けられ、特定の陽人に供されてきた作物のことをいいます。

 子供を持つとこういう気持ちになるのかな?という思いを巡らせながら、今日は早田瓜の苗床の底上げと水やり、そして芽吹きの観察をしました。

 苗床の底上げは、苗床にナメクジが侵入して種や若芽を食べてしまうので、それを防ぐための作業です。

 ナメクジは、ビール酵母のにおいが好きなので苗床周辺にビールを置いておけば基本はビールへ飛び込んでくれます。

 しかし、それでも防ぎきれない子たちもいるので、そういう子達には高いところで苗を保管する必要があります。木材で高さ60cmまで底上げして、仮にナメクジが上がってきても途中で乾燥して登るのを辞めてしまいそうな高さにしました。

底上げ完成
底上げ写真横から
苗床のナメクジ
苗床裏のナメクジ

 ちなみに、私は自然農法を取り組んでいるので、ナメクジは駆除するのではなく、周辺の茂みへ逃しています。ナメクジは、落ち葉を食べて糞をするので土壌中の有機物を増やすことか。微生物がその糞を食べて土壌をふかふかにしていってくれる、ありがたい生き物です。

 また、芽吹きしていた苗は早朝7:00頃には全然150ポッドあるうちの10ポッドほどだったのですが、夕方になってからびっくり🤯
30ポッドが芽吹いていました☘️

早田瓜の芽吹き☘️

 種一つ一つの生命を感じるって、尊いなって、改めて思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?