Beck / Loser(1994 US:10 UK:15)

アメリカ、カリフォルニア州、ロサンゼルスのシンガー・ソングライター。
ロック、ヒップホップ、エレクトロニカなど多様な音楽性で
アルバムごとにどんどんサウンドが変化。
1994年アルバムデビュー。

昭和生まれとして、それまで音楽仲間で「ベック」いえば
ギタリストの「ジェフ・ベック」でしたが、彼が現れてからは
すっかりベックといえばこのアーティストになりました。

毎回サウンドで遊ぶがごとくアルバムではスタイルが変わりながらも
チャートアクションも良い上にグラミーまで受賞するという稀なアーティスト。
初期こそフォークとラップを組み合わせたりしていたが
アコースティックだったり、ファンキーダンス系だったりと目まぐるしい。

そういえば「ローファイ」という「あえて一見古臭い雑なサウンドだけど最先端」
みたいな言葉もベックから流行り始めた気がします。

最初のおすすめ曲はこれ。
Loser(1994 US:10 UK:15)

1stアルバム「Mellow Gold(1994 US:12 UK:41)」からのシングル。
うーん、初期過ぎるかなと迷いましたが、入り口としてはやはりこの曲。
今でこそ異なるジャンルの融合は当たり前でしたが、90年代のこれは
「あ、なんか若い新人類が凄いこと始めたかも」な印象でした。

他にも
Where It's At(1996 US:61)
Sexx Laws(1999 UK:27)：個人的にはこういう派手な曲が好きかな。
E-Pro(2005 US:65 UK:38)
などがおすすめ。

他に好きな曲はどれですか？
※グラミー受賞アルバム「Morning Phase」などサブスク未解禁