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分裂したのに、、どっちも成功しちゃった! バンド3選

いつの世もバンドのメンバーチェンジは珍しくありません。

その中で、抜けたメンバーも残ったメンバーもどちらも成功しちゃったというバンドもあるのでその3選。
逆にどんだけ才能が集まっていたんだよ! と凄さを感じます。
「古巣に負けるか!」「これで自由にできる」など色々あるのでしょう。

まずは
Depeche Mode→Erasure
今ではビッグネームなDepeche Modeですが、デビュー時は楽器に不慣れな素人上がりなイメージでした。 その中でも音楽センスが光っていたのが脱退してYazoo→Erasureと活躍するヴィンス・クラーク(Key)
たしか「ツアーが嫌い」が理由だったような気がします(^^;

音楽的支柱を失ったDepeche Mode。
どうするどうなる、でしたが! 逆に残ったマーティン・ゴア(Gt)の作曲能力が開花して今の大成功につながるというミラクル。
もしヴィンスが抜けていなかったら、、バンドの成功がどうなっていたかはわかりません。

デビュー時初々しい姿。
Depeche Mode - Just Can't Get Enough(1981 UK:8)
ヴィンス・クラークのポップセンスが抜群。

脱退したヴィンス・クラークはErasureを結成して、こちらもイギリスでは
国民的な人気ユニットとなりました。
Erasure - A Little Respect(1988 UK:4 US:14)


続いて
The Human League→Heaven 17
こちらも音楽経験のないメンバーが集まったのに音楽的対立でメンバーが抜けHeaven 17を結成。
例によって音楽経験のなかったフィル・オーキー(Vo)のセンスが開花して
後に全米1位を2曲も出すなど世界的にヒット。
一方Heaven 17もイギリス国内では確固たる地位を築きました。

The Human League - Empire State Human(1979)
初期は初期で「電子音楽」って感じでカッコイイ。

Heaven 17 - Temptation(1983 UK:2)
全英2位は立派な実績。


最後に
Metallica→Megadeth
今ではメタル界の重鎮であるメガデスのデイヴ・ムステインはメタリカのデビュー前にラーズとの確執から「解雇」されてしまうという、、
ということで「分裂」ではないですが、結果的に1つのバンドから2つの成功が生まれた珍しいパターンです。

ウィキペディアより
うぅ、泣けてくるストーリー。

1983年4月11日、「メタリカ」はファースト・アルバムのレコーディングのためにニューヨークへ向かうが、現地に着くとメンバーはムステインに解雇を宣告。強制的に荷物をまとめさせると、ロサンゼルス行きのバスに押し込んだ。後にムステインはこの解雇が親の死より辛い出来事であったと語っている。

しかし、ここからデイヴは奮起します。

失意の中ロサンゼルスに戻ったムステインは、メタリカを見返すため彼らを越えるバンドを作ることを決意。

結果的にメガデスは世界的にも成功を収め、メタリカと共に
「スラッシュメタルBIG 4」と呼ばれます。 やった(^^
(あとの2バンドはアンスラックスとスレイヤー)

Metallica  - Seek And Destroy(1983)
メタリカのデビューアルバム「Kill 'Em All(1983)」に収録。

Megadeth - Holy Wars...The Punishment Due(1990 UK:24)
日本語も話せるマーティ・フリードマンも在籍。

以上、「分裂したのにどっちも成功したバンド3選」を紹介しました。


よく「バンドから抜けてソロで成功」というのは珍しくありませんが、
バンドから派生したバンドが成功というのは凄いですね(^^

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