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経営者のための速読術|時間を節約し、競争力を高める方法

近年、本離れが非常に加速しています。私が社会人になった25年前は電車内で新聞や本を読んでいる人が数多くいました。

しかし最近はスマホをいじり、LINEをはじめとするSNSやゲーム、動画の閲覧をしている人が多いのが日常の姿になっています。また大の大人の人が、ゲームに興じている姿を見ると、非常に残念でなりません。

私は年間約100冊ほどの読みます。

実際に私の知り合いの中には1年間に200冊以上読むという強者もいます。

買った本のなかには、読まずにそのまま本棚に眠っているというものもあります。「勿体無い、無駄じゃない」と思われるかも知れませんが、今の自分には必要ないものと割り切っています。

読む必要がでてきたら、家にあるので、いつでも必要な時に手に取って読むことができますから。

本は最強のメディア

私が読む本は、自身の仕事に関連するマーケティングや経営の本、自己啓発やスピリチュアル、投資など多岐に渡ります。

テレビ・インターネット、DVDな、動画など様々ものから学ぶことができますが、自分の時間、自分の好きなペースで読むことができる本は、自身を向上させる本は最強の武器と考えます。

多忙な経営者が多くの本を読む方法

多くの本を読みたいと、でも「そんな多くの本を読む時間がないよ」というのも事実。

多忙な経営者ですから、移動中や自宅など以外で読書に時間を避けるのは難しいでしょう。

そんな悩みを解決する2つの方法をご紹介します。

目的意識型読書術

よく知られるこの目的意識型読書術では、本を最後まで読むことが目的ではなく、「何を得るためにこの本を読むのか」を目的としています。

何百ページもある本でも、自分自身に必要がある、得たいことはほんの一部分である場合が往々にしてあります。

例えば、この本を読むことで

「新規ビジネスにつながるアイデアを得たい」とか「ネットで集客する最新の方法を得たい」など

読む目的を明確にすることで本を読む時間を必要最低限にすることが出来ます。

第一段階:全体構造を把握する(約5分)

目的意識型の第一段階は、全体構造を把握することです。

順番としては、

「タイトル」「帯」「裏表紙」「目次を見る」「まとめのページ」、出来れば本の中の「太字の部分」

など5分程度で主要な箇所を見ることで、頭の中にこの本の構成・構造を知るというプロセスを踏みます。

もし可能であれば、気づいた内容をメモにとっても構いません。

この5分という時間で、この本から目的にかなう情報が得られないと判断した場合、これ以上読む必要はありません。

多忙な経営者にとって時間の浪費でしかありませんので、静かに本を閉じましょう。

この方法は書店での立ち読みなどに活用することが出来ます。

簡易速読術

斜め読みを始め、また神田昌典さんが広めたフォトリーディングなど書店に行けば速読に関連する本が沢山並んでいます。


図解! あなたもいままでの10倍速く本が読める

但し自分自身に合う方法がありますので、注意が必要です。神田昌典さんのフォトリーディングは大変申し訳ないのですが、私には合いませんでした。

そこで私がオススメするのが池江俊博氏著「プチ速読」という本です。宇宙一カンタンなというキャッチコピーで、6つのレッスンから構成されていますが、斜め読みなどとは違い、たった20分のトレーニングで2から3倍速く本が読めるようになるのが特徴です。

トレーニング用のCDも付いています。


プチ速読

6つのレッスンは以下の通りです。

レッスン1:いまスピードをチェック
レッスン2:オレンジカードで脳がスッキリ!!
レッスン3:アイ・ストレッチで目の筋肉をほぐそう
レッスン4:どこでもできるアイ・トレーニング
レッスン5:高速で見る・聴く・読む!
レッスン6:ページのめくり方

引用元:プチ速読本書より抜粋

「速読」と「プチ速読」の違いは、「プチ」という言葉が示す通り、いまよりちょっと本を読む速度が速くなります。実践された方は平均で2倍、3倍読む速度が速くなります。私自身も実践して2倍程度読む速度が速くなりました。

一番実践して効果を感じたのは以下です。

レッスン3:アイ・ストレッチで目の筋肉をほぐそう・・・目の筋肉は通常凝り固まったいるように感じます。目の柔軟ストレッチで目を上→右斜め上→右斜め下→下→左斜め下→左→左斜め上と目の筋肉をほぐして行きます。遠近ストレッチで本書を利用し、顔の書面に掲げ、近づけたり、遠ざけたりする。その他、視線分散ストレッチなどを活用することで、アイ・ストレッチ効果を得ることができます。

このレッスン3で「目の筋肉をほぐす」だけでも読むスピードに変化でます。レッスン6までありますから、全て実践すれば2倍以上の効果は得られることは間違いないと思います。

是非本書でその効果実感して頂ければと思います。

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