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冒険ウォーク2022 大団円
小学生たちとの夏休みの大冒険。三陸海岸"みちのく潮風トレイル"冒険ウォーク100kmが無事に終了しました。フィナーレは陸前高田 奇跡の一本松の側にある献花台で朝日を見ながら献花して黙祷。
一週間かけて炎天下のなか同世代の仲間たちと自分の弱さと強さを向き合う。つまりはメンタルの持ち方の学びだ。テレビも見ないスマホもゲームもない。甘やかさず離れ過ぎない。全て隊員たちの自主性を重んじて任せる。人生は自
模索し続けること。なにか自分にできる事はないか
2022.3.11。東日本大震災から11年。
ぼくが被災地を訪れたのは翌年2012年3月。2019年に全線開通したみちのく潮風トレイル(以下MCT)の環境省モニターとしてだった。場所は宮古周辺。参加募集はメンターである三鷹ハイカーズデポのオーナー土屋さんから聞いた覚えがある。
被災地を訪れた全ての人が感じることは”圧倒的な無力感”。それは冒険先でも感じてきた。人は自然に抗えない。人がこの地球で生
冒険ウォーク2021の超絶私的な振り返り
同行した写真家・髙橋こうたの現像した写真が上がってきた。セレクトした写真だけでも約1000枚。その一枚一枚を見ながらたまらなく懐かしい気持ちになる。(動物占いが羊なので実は寂しがりや笑)
1週間四六時中隊員の子どもたちと過ごしていた。民宿はみんなで大部屋。キャンプでのテントも近い位置で。
「もう何ヶ月も一緒にいるように感じるよな。」と話しいていた。2人の隊員は強かった。ホームシックも表向きには
みちのく潮風トレイル冒険ウォーク1日目。
南三陸さんさん商店街→神割崎キャンプ場。
南三陸町熱中症アラームが出て気温33℃。アスファルトの歩行が多く体感気温は40℃近いのでは!?日陰もほぼ無いなか歩く。
テント等の荷物を背負って歩く子どもたちは、慣れないバックパックに肩の痛みを感じたりする。それでも歩く。時に長めの休憩を取り、梅干しを食べたりしながら。
足が痛い、肩が痛い、もう限界といううめきも。「今日が行程で一番楽なんだぜ」と満面の
北上町十三浜の新しい実家
釣石神社の宮司さん、併設の唐揚げ"コッコ屋"の女将さんと。リアカー三陸縦断以来、2週間振りの再会。
震災で社殿、宮司さんの自宅も流された。10年かかってようやく神社前の橋も復旧してアクセスし易くなった。どれだけ長い10年だっただろう。
食事をもてなして頂きながらじっくり話を伺う。
「多くのものを失い、もう止めてしまおうかと思った」と、13代目の宮司さんは感じたほどだったが、生まれ育ったこの地で自分
68歳の違う世界線の冒険家
神割崎キャンプ場で横にテントを張った佐藤さん(68)。みちのく潮風トレイルをセクションハイク中。
身の上話をすると片親育ち同士という事ですっかり意気投合。30歳の頃にその母親も亡くしている。冒険に憧れはあったけど、病気がちな母親の意向もあり就職。母親が他界してから、会社を辞め、雑木林をチェーンソーで切り拓き、自ら木造のドームハウスを造り上げ、子どもたちを育て上げた。そして、今は仕事の合間にみちのく
冒険ウォーク100km 2021総括
全ての行程を無事に終えて安堵したと共に、かけがえのない時間を過ごしたという実感が終了して5日間も経って湧き、ようやく書く気になれた。総括するとあの日々が完全に過去になってしまう気がしてたからだ。
前泊も含めると丸々1週間を10歳のまちゃ、12歳のユウキ2人の隊員と過ごし三陸海岸自然歩道”みちのく潮風トレイル”を100km踏破した。オレが冒険を志した頃から実現を夢見ていた”冒険学校”のファーストス