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僕の考える民主主義 episode.1

コテンラジオの民主主義のシーズンで民主主義を改めて考えるきっかけをいただいている。日常でもさまざまなアイディアが脳内を駆け巡るようになったこともあって、記してゆくことにしました。

一般意志でドライブすることが民主主義

これから展開するエピソードの土台として、ルソーの社会契約説を説明することを試みます。ルソーはそれぞれの人が持つ考えを特殊意思と置き、人が集合したときにその人たちの考えを集めたものを全体意思と呼びました。

間違ってはいけないのは政治はこの全体意思で成されるものでもなければ、もちろん特殊意思でされるものでもありません。

さらに特殊意思同士でバーターをしてみたり、多数決で最も多い特殊意思を見定めてそれをもとに政治をしてみたりするのも民主主義ではありません。

民主主義とは、全体意思から特殊意思を取り除いたもの、つまり一般意志で政治が行われることを指します。僕の今のところの理解では、全体意思が和集合であるとすれば、一般意志は積集合だと理解しています。

全体意思と一般意思

一般意思として誰もが肯定するのは「誰もが幸せに生きやすい社会を実現すること」

具体性が増すほど議論が巻き起こりやすくなりますが、一般意思としてほぼ間違いなく確立できるのは「誰もが幸せに生きやすい社会を実現すること」だと先日友人と語りました。確かにこれは全人類が求めているものだと確信に近いものとして感じられるものです。

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