道志村トレイルレースのコースへ行く。
こんにちはー!
最近飲んだ日本酒で美味しかったのが
「天美 純米吟醸」だった、まさしです。
秋真っ盛り!トレランの大会も目白押しですが、普通に山に入るだけでも楽しい時期ですな。
私が普段利用している丹沢もヒルの季節がようやく終わり、足元を気にせず目線を上げて景色を楽しみながら進めるいい時期になってきて嬉しい!
そんなわけで丹沢の端っこ、道志村のトレイルに行ってきました。今回目指すのは過去11回も開催しているものの2019年を最後に惜しくも延期が続いている道志村を中心に山梨との県境を跨いだり戻ったりする「道志村トレイルレース」のコースを巡ってきました。
実は私は2020年からトレランのレースに出始めたので2019年以前のレースの世界を知らず、この道志村トレイルレースもどんな特徴のレースでコースもよくわかってなかったんですが、出た仲間や噂を聞くと「とにかくキツい」「アップダウンしかない」「とても走れるようなところではない」というネガめな話ばかり。
それもそのはず、
公式距離 44.2kmに対して
累積標高 約 D+3500m
(公式発表なく複数のヤマレコデータなどで個人算出)
これだけでハードなのが伺えます。
うーんやり甲斐ありそう。
しかしながら何よりアクセスが悪く、途中でやめにくいのでいつかやってみたいと思いつつなかなか足を運べなかったのが今回高松山グルグルクラブの仲間が過去何度も出場していて知っている。連れてったる!という事で念願叶って周ることができました。
先にコースを説明するとこんな感じのループ状。
ピストンに比べて飽きなくていいですね。
距離と累積も実寸は時計によりけりなんだろうけどまぁこんなもんでしょう。
レース本番は小学校がスタート/ゴールだそう。
今回はその小学校から1km離れた「道志の湯」のすぐ近くにある無料駐車場に車を停めてそこからスタート。
あ、レースは補給が2箇所あるみたいだけど、遊びで行く場合は唯一ルート上で補給できるのが30km地点の「道の駅 道志」のみ。
水分多めでのスタート推奨。
スタートするとまずロード、そしてキャンプ場のゲートを通過します。
最初のトレイル部分がレース本番だと本ルートと混雑回避の迂回ルートに分かれているそう。
(選手に選択が委ねられていて2km先程で合流、なかなかいい発想!)
今回参考にしたGPXファイルは迂回ルート側だったみたい。行ってからわかったけど。
しかしながら荒れ荒れでめちゃくちゃだった。
恐らく推測なんだけど、2019年秋に来た巨大台風により丹沢を始めとした多くの山々が崩落による通行止めになったので、その時の爪痕だったのかな?
道が倒木、崩落により不明瞭だった。
2019年春に開催した時のレースはこんなんじゃなかったはず。最初からなかなかのアドベンチャーチックで笑うしかなかった。
この日はスタートの8時で10℃弱。
天気は良いものの標高が上がるにつれて肌寒いので長袖でも動いてないと身体は冷える。
日差しがあると嬉しい。
紅葉は1200m以上はもう終わっていた。
道は落ち葉でフッカフカ。気持ちがいいけど下りは段差や根っこがわかりにくく苦戦した。
とにかく細かいアップダウンが続く。
前半の核心部はスタートから15km、今回のルートで標高が1番高い「御正体山(1680m)」への登り。少し前の尾根から遠くに見えるその存在感で圧力を感じ、登り始めたら急登に続く急登で脚の残りHPをかなり削られた。
御正体山から山伏峠までは下り基調で少しなだらかな道が続く。レースだと飛ばさなきゃいけないポイントなんだろうけど鉄塔付近が富士山見えたり眺望が臨める気持ち良いのでのんびりペース。
レースではエイドとなる山伏峠から菰釣山までの5kmは西沢の頭を始めとする3つの頭シリーズが下りはテクニカルだし走りにくい細かいアップダウンの連続で結構この辺はしんどかった。
仲間が「もう黄金のタレだよ。」と言っててなんの事かと思ったら垂れに垂れてもうどうしようもない状態が黄金のタレだそう。みんな使ってやってください。
菰釣山からはようやくエイドへ。その間約4km。まずは普段全く人が通らないんじゃないかというバリエーションルートなのかな。かなりの悪路を下る。たまに木に方向を示す矢印はあったけど落ち葉は深く道は埋まり細かい岩がゴロゴロしておりルートを見つけるのに苦労した。やっと道が!と思ったらそこから3kmひたすら林道走。飽きて来た頃にようやく着きました、道の駅 道志へ。補給ができる!
道の駅なので食べ物も普通に買えるし外の自販機がとても充実してるので助かる。短パンだと止まってる時間が長いと冷えてくるので温かい飲み物が欲しくなった。
道の駅 道志からは残り12〜13km。2/3は終わったので一息つきたいところだけどここからまず目指すは最後の大ボス「鳥ノ胸山」(とんのむねやま)へ。なんと道の駅からは2.5km D+500m アップ!
なんか色んなルートでラスボスってみんな簡単に言いがちなので、またそんな事言っちゃって〜。と思ってたら、まごうことなきラスボスだったw
壁みたいな尾根直登。先に全然光が見えて来ずひたすらに続く斜面なので足元を見て無心で登るのみ。これレースだったらトラウマレベルだと思うなぁ。
あとはもう下るだけ…と思いきや小さなピークが5つありグチグチ文句をいいながら越えるとようやく林道。終わりだー!思ったらなんとゴールまで砂利の道が5km続く。本当にいやらしいコースだなw いやー仲間と一緒で気が紛れたからよかった。
そんな訳で休憩やロスト含めて9時間42分のグレートジャーニーでした。これはやり甲斐あるなぁ。
距離と累積が似ている箱根外輪山に比べても走ない登りやテクニカルな下りが多いので真面目にチャレンジしてみても時間がかかると思う。かなり強度の高いコースだった。
でも時期的に天気が良く紅葉がとても見頃だけどマイナーなルートも多いのか人が全然いないのでフカフカなトレイル独占状態で気持ちよかった!
なかなかシビれるコース。
個人的にいい練習になるのでかなりオススメなので興味ある方は是非チャレンジしてみてください。食料水分は多めにね。
それではー
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