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2022年買ってよかったギア

こんにちはー!
最近飲んだ日本酒で美味しかったのが「悦凱陣 山廃純米酒無ろ過生 花巻亀の尾」だった、まさしです。

今年もなんだかんだで買い物しました。
インナーからアウター、短パン、ロンパン。
キャップからザック、靴まで。一通りの装備は揃うんじゃないかな。ドラクエかよ。
自分の頭は一つしかないのにいくつも増えてどーすんだよ。

とはいえもう能力的にはピークに差し掛かってるであろうおじさんなのでギアの力を借りて少しでも速く、そして快適に走れるならとついつい試してみたくなっちゃうんですよね。

買ったものをまとめて写真撮ってみようかなと思って集め始めてはみたものの、途中でこれ以上知ってしまったら使ったお金が可視化されてしまうのではないか、それを思うと心が痛みだしたので踏みとどまり止めました。
まぁ割と使ってみて違ったなー飽きたなーというものはメルカリにリリースしてるのでそんなでもない(はず、と思いたい)けど。

そんなわけで去年に引き続き、個人的に今年練習やレースで使ってとても良かった、役に立ったギアを備忘録的にまとめてみることにしました。
(ちなみに去年はこちら)

アフィリとかよくわからないのでリンクは付けません。もし気になったら勝手に調べてみてください。あ、あと企業様との癒着はありませんw

●オクタとデルタ

オクタ

新素材が出るとついつい試したくなります。
元々あったのかは知りませんが個人的にトレラン系ウェブショップを見ている中で去年の秋冬から各社商品として目立ち始めたのが帝人フロンティアが開発した新素材「Octa」(オクタ)

去年末にSTATICのADRIFT CREWを買ってからOctaの虜になりTeton Bros. のRun With Octa、そして始まったばかりの今冬にSTATIC のADRIFT PLUS PANTSを買い足してしまい増えに増えてしまいました。今年の初頭、そして冷え込んで来たここ最近の休みの日のトレランはこればかり。

あ、octaはグリッド状と起毛の2パターン
存在します。

何が良いって、走ってる時の通気性良し、止まってる時の包まれてるような保温性良し。とにかくストレスが少ない。山頂で止まって写真撮ったり補給してる時も温かいのは重要です。あ、パンツは移動着ですが、普段使いにも本当に使い勝手が良いです。

LAKE BIWA100でも着用

少し寒い季節のレースは間違いなく1軍としてチョイス。
LAKE BIWA100でも前半雨にずぶ濡れになって着替えた50km地点から夜を超え次の日のゴール169kmまでお世話になりました。

ネガティブなところを挙げるとするならば、風が強いところは通気性が良すぎるのでさすがに寒い。あと汗抜けはかなり良いとされているけど追い込んだ練習でしっかり汗かくと繊維が吸って肌に触れる面が冷たいです。

ここが何とか解決できればなーと思ってたら、今年の夏頃から気になる素材が出ました。
それがPolartec®DELTA™(ポーラテックデルタ)

デルタ、というだけでなんか強そう

最初に知ったのがINNER-FACTから発売されたTシャツ。詳しくは調べてもらってサイトで見てもらえばいいんですが、まぁ高価なので正直悩んみました。けどレース前で浮かれていたのとタイミング良くメルカリマネーがいい感じに貯まったので勢いで「Polartec Delta Tシャツ」をポチってしまいましたね。(写真左のネイビーの半袖)

届いたら生地に厚みがあるので暑いんじゃ…と心配もしましたが杞憂に終わり、めちゃくちゃ汗が皮膚からの排出が早く、それでもって生地が濡れて重くならない。汗抜け良すぎ。何で?w
よくわからないけど大袈裟ではなくそんな感じ。

というわけで、LAKE BIWA100の前半部分、スタートから50km地点の気温15℃くらい?の土砂降りでも汗や雨で生地から冷える事なく行けました。レイヤリングはデルタTシャツ→山と道のAlfa VEST→GOREのSHAKE DRY JACKET。
(さすがにレインウェア着ていたので写真はなし、さーせん)

そこでPolartec®DELTA™のすごさに感動したので秋冬用にGOLDWINPOLARTEC Delta L/S T-shirtをすかさずゲットしてしまいました。(写真右の派手なやつ)
こっちはTシャツに比べると薄手です。

左がTシャツ
右がロンT

裏地を比べるとこちらも織り方に大分違いがある様子。色々あるんですね。専門的なことはわかりません。機能的には印象としては大きく変わらないけど着る季節が違うので何とも言えませんw

過日のグルラン
真ん中で着てます

一枚でもロンTの様に着れるけどベースレイヤーの様な薄さでもある微妙な立ち位置。保温性は思ったよりは高くないので寒くなったらシェルは必須。

このまま宝の持ち腐れになるのかと思っていたのですが、11月下旬から一気に寒くなった矢先に試しにGOLDWINのPOLARTEC Delta L/S T-shirt (青いロンT) + STATICのADRIFT CREW(青いOcta)を重ねて着たら、両方の良いところが存分に発揮され、抱えてたネガ(汗冷え、保温性、通気性などなど)が一気に解決してしまいました。なんてこった。

12/20金時山のエムバペポーズ
(撮ってくれたおじ様の指いり)

12月上旬の雨の大山サーキット、早朝の駅の気温が0℃なので確実にマイナス気温の快晴の金時山、共に自分の中ではかなりの高強度練習でもシェルなしで快適。この先真冬まで耐えられるかは検証が必要だけど、現時点での個人的ベストレイヤリングとなりました。

…というわけでオクタとデルタ、個人的にとてもよかったです。

●小物

今年は個人的には今までのレースに比べて成績がよかったので飛躍の年といっても過言ではありません。短パンもザックも靴も買ってよかったものは勿論あったけど、今回は割と優先順位的にはつい後回しにしがちな物に力を入れて、そしてそれに助けられた年でした。

◆tannuki/Sato Tyrolean Hat

チロリアンハット

今までどれもキャップの形状のもの(あとニットキャップ)しか持ってなかったのですが、面白そうなプロダクトだな〜くらいの気持ちで買ってみたら思いの外大活躍してくれました。
前だけではなく、横や後ろまでツバがあるとこんなにかなりめちゃくちゃ相当違うんだなーと。
日差しは横から入ってこないしから眩しくないし体感温度も幾分か下がる。そして雨が全然気にならない。これはビックリでした。
みんな知ってたの?
そして色味も形も独自で気に入ってます。
唯一ネガティブなところは撥水はするけど耐水/防水ではないので濡れたら重くなるところかな。
後ろがスナップボタンで止められるので夜は前後反対に被りヘッドライトをつけたら問題なしでした。そんな使い方が推奨されてるかは知らないけどw

彩の国100mileでも被り
LAKE BIWA100でも被ってました

oleno/ULTIMATE SERIES

ASO(左)とSHR(右)

サイトを見ると、テイジンフロンティア(株)が世界で初めて開発したナノ繊維「ナノフロント」だのCORDURA FABRIC®️だの書いてありますが、その辺も多分すごいんでしょう。
使った感想はクッション性、グリップとても良いフィーリングです。でも濡れてもドライな感じはこれより良い靴下が正直ある印象です。

自分がドストズ走る癖と指で地面を掴む癖が強いからかソールと靴下の相性が悪いと靴の中でめちゃくちゃ滑ります。それで何度も失敗してるのですがその個人的な問題を解決してレースでとても役立ってくれました。指で掴む力がダイレクトに発揮してくる感じがします。
ネガティブな部分は脱ぎ履きしにくいのでレースの履き替えはストレスです。

INNER-FACT/Men's シームレスインナーパンツ

アンダーレイヤー。つまりパンツです。
快適です。安いです。普段使い含め4枚持ってますw 脚太で内股気味な走り方なので絶好調の股ずれ民なのですが、かなりこれで鼠蹊部と玉的な部分のスレは解消されました。レース中の腹下しや軽い捻挫はアドレナリンで忘れられますが皮膚のスレだけはどうにもこうにもいかない。1番の難敵といっても過言ではありません。最近は女性用も出たそうです。

BMZ(ビーエムゼット)/YAMAP別注 山を走るインソール

さすがに汚いソールだけだと
申し訳ないので靴も。
2つ持ってます

インソールを変えるという発想は今までなかったのですが、彩の国100mileに出場した際に100kmからの後半でズルズル抜かれて6位。年代別2位でしたが自分の中でどうしたら前の人に追いつけるだろうと考えたところ、年代別1位の井原さんがインソールをコラボして出してると知り、先人の智慧を学ぼうと買ってみました。どうすごいのかはサイトをしらべ…(以下略)

結論から言うととても安定感が増しました。
実は商品説明インタビュー見ると登りが良くなった的な事が書いてありましたが、そこはわからず個人的には下りの安定が物凄く向上しましたw

高強度の個人練の後半、脚が終わってきてからの下りは右足首の捻挫のリスクがとても高かったのですが、これを使ってからは安心して着地ができるようになりました。
多分アレがコレだからこーいいんだよ、みたいなのがあるんでしょうが、なんでかはわかりませんw もちろん、彩の国後に買ったので、LAKE BIWA100でもバッチリ使用しました。
ネガティブな部分は買い替えが400km推奨とあるところですかねー。早すぎです。
でもまぁ練習用は使い続け、レース用は温存してあります。

●まとめ

全て個人的に調べて良さそうなものを買って使って、微妙に感じたものは売って、なんだかんだ普段やレースに使う物が残りました。去年よかったものは今も使ってます。1軍です。新しく買ったものにより1軍が2軍に降格したり見直して昇格したりしています。

自分は全てのプロダクトで言える事ですが使ってる糸も構造も制作の意図も調べるし読みはするけど結局はなんか凄そう、くらいしかよくわからないので使った感想だけしかいえません。

金額の大小ではありません。ハイエンドのいいとされる靴が私には合わないからメルカリ行きになったり、高いレインが故に勿体なくてなんだかんだ着ないものもあります。でも買い物楽しい、色々試したい。みんなのオススメも知りたいw

そんなわけで今年の私の買い物備忘録でした。来年、再来年読み返した時にどうなってるのが自分が楽しみです。

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