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[024]リスクとの付き合い方〜ポートフォリオ組込比率〜

ある銘柄を自分のポートフォリオにどの程度加えるかはリスク管理と密接に関わります。感覚的な話になりますがまとめてみました。

初めに

‘21/8月のZMの決算で涙をのんだ方は多いのではないでしょうか?私もその一人ですがポートフォリオ全体で見れば大したダメージにはなりませんでした。

ZMでのとある素人投資家の例

ZMの平均取得単価はおよそ330$でPFに占める割合は4.8%程度でした。297$で損切りしたので、ZM単体でみると10%の損失です。ただしPF全体からすると0.48%と、小さくはないですが耐えられるレベルでした。

リスク許容度の把握

日々の株価の上げ下げの中でどの程度の下げなら耐えられるのかは最後は個人の感覚です。ただ資産運用にあたってはポートフォリオ全体で10%ダメージ受けるのは厳しい様に感じます。回復にそれなりの時間を要するからです(半年は棒に振るイメージ)。

私自身はポートフォリオで2-3%程度の下落なら耐えられると自己分析しています。(最悪入金でカバー)

下落率と組み込み比率

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(図=下落率とPF比率毎のPF全体に与える影響)

上図は簡単な計算の表です。ZMの組み込み比率を検討する際に、最悪30%程度の下落は可能性があると考えていました。そのためPFで2%のダメージを上限とすると、PFには5%プラスαしか加えられない事になります。

本来は得られるリターンも加味し組込比率は決めるべきですが、まずは資産を溶かしきらない事が重要ですので上記の様に比率を見積もっています。

良い投資家になるために

じっちゃま曰く、《投資というのは、100回試行すれば49回は間違える。それを、どうやって47回の間違いに下げるか?というゲーム。すると損をしたとき(これは、49回のミスのうちのひとつだな…)と感じることが出来る。つまりあきらめ。そう感じることが出来るということは偉大なトレーダーになれる第一歩。》

またじっちゃま曰く、《株式投資を始めたばかりのときは、ビギナーズラックがあり(俺は相場の天才?)と鼻が高くなる。でも遅かれ早かれ、ビギナーズラックからは見放される。本当の努力が始まるのはそれから。思考錯誤を繰り返し、自分に合わない投資手法を切り捨ててゆく。最後に残ったものが、「自分のスタイル」になる。》

なんせ良い投資家になるためには退場してしまわず、続ける事が重要です。そのためには一発の失敗で致命傷にならない事が大切です。分散投資が重要です。

最後に

ただZMで負けた事の学びとして自己完結してますが、即死じゃなくてよかった。と言うお話です。

最後まで読んでいただきありがとうございます(≧∀≦)




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