開幕直前!!Mリーグ2021順位予想

はじめに

日本プロ麻雀協会木原浩一プロがMリーグ2021順位予想の動画をアップされています。

こちらの動画は、麻雀プロ団体に所属している方や、麻雀関係で活動されている方総勢157名にアンケートを行い、集計された結果をもとに作成された動画です。

非常に興味深い結果になっていますので、まだ見てないという方は是非ご覧ください。

今回このアンケートに回答させていただいたのですが、折角なので、私の予想を紹介したいと思います。Mリーグ開幕前にお読み頂ければ幸いです。

さて、順位予想といっても私には〇〇が強いとか××が弱いとか判断できる雀力がありません。

そこで、過去のMリーグの成績をもとに予想したいと思います。

Mリーグの成績と言ってもいろいろあります。トップ率、平均順位、ラス回避率・・・

色々ある指標の中で最も重要なものは「半荘収支」です。

レギュラーシーズン、セミファイナル、ファイナル、すべての試合結果の合計スコアを試合数で割る。シンプルですがこの数値が最も大事で、トップ率も平均順位も半荘収支を上げるための一つの要素に過ぎないと言えます。

今回はその半荘収支をもとに順位を予想したいと思います。

早速Mリーグ公式ホームページで過去の成績を集計してみました。

ちなみに今回の順位予想は、過去のデータを参考にしていますが、バリバリ個人の主観が入っていますのでご了承ください。

下位に予想されたチームのファンの方も怒らないでくださいね。

では早速チームごとに戦力をみていきたいと思います。(選手名敬称略)

ドリブンズ

2021シーズンでは大幅な選手の入れ替えがありました。

まずは昨年からメンバーチェンジ無しのチームをみていきます

画像1

ドリブンズは1位→7位→4位ときています。

個人別に成績を見てみると村上が圧倒的エース感がありますね。

1半荘あたりプラス5.73ptはMリーグ全体で3番目に良いです。素晴らしい。

気になるのは一番成績が良いのに打数が少ないところ。これは43期、44期最高位決定戦に進出している影響と、初年度は園田たろうに比べて登板が少なかったためだと思われます。(園田31戦、たろう29戦、村上20戦)

7位に終わった2019シーズン、村上の孤軍奮闘は記憶に新しいところです。

一方最多登板の園田はマイナス2.38ptと奮いません。

Mリーガー26名中下から9番目です。

園田の不振の原因はついてない部分も大きいでしょうか?いつも裏3に刺さってるイメージが・・・

園田の実力を裏付けるデータとしては、最高位戦のリーグ戦の結果があります。

画像2

284半荘とはいえ無茶苦茶勝っていますね。なにこれ?

Mリーグでの成績が下振れと考えるのが妥当ではないでしょうか?

「いやいやMリーグの方がレベルが高いだけでは??」

と思われる方も居るかもしれません。確かにMリーグ最強クラスは最高位戦Aリーガーよりも強くて不思議ではないですが、逆に競技麻雀でほとんど実績のない選手もゴロゴロいます。

少なくとも「Mリーグの方が圧倒的にレベルが高い」とは言えないと思います。

たろうの半荘収支はプラス2.73とまずまず。

優勝した年のファイナルの暴れっぷりが印象に残っていますね。

心配なのは最近のリーグ戦です。

画像3

なんで2年なの?と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、日本プロ麻雀協会のホームページに載ってないからです。はぁ。

雀王を獲りまくっているイメージがありますが、2014年を最後に獲得はなし。決定戦進出も2017年が最後です。

ゼウスがポセイドンくらいになってきたでしょうか。

Mリーグでは何とかプラスを維持していますが、ラス目の時の無理な着順アップ狙いが傷を広げている印象もあります。

この辺りはたろう本人もインタビューで「守ろうと思えば守れるけど、どうしても攻撃に気持ちが向いてしまう」というようなことを言っていました。

ここ数年のピリッとしない成績を引きずるのか、それともかつての栄光を取り戻すのか。

2021シーズン、ドリブンズの注目選手は間違いなく鈴木たろうです。

最後に丸山。

私は「どうせ10試合しか出ないし、そこまで影響ないでしょ」と思っていたんですが、半荘収支はマイナス11.23

これは現Mリーガーワースト。(計算していないが恐らく和久津も同じくらいだと思われる)

いくら10試合しか出ないとしても100ポイント持っていかれるのは痛いですよね。

たかだか23戦での結果なので下振れと思いたいが、リーグ戦などでメチャクチャ勝ってるというわけでもないため何とも言えない・・・

今期もし10試合登板マイナス80とかの冴えない成績だったら「なんのために獲ったんだ」という話になりかねません。

そろそろ育成の結果を示してほしいところですね。

画像4

こちらが今期ドリブンズのシミュレーション(というほどのものではないですただの数字遊び)

園田の試合数が少ないのは、園田は今期最高位決定戦進出がほぼ決定。

村上は可能性はあるもののやや厳しいということでこうしてみました。

表の右側にある補正は完全に私の主観です笑

データを無視すれば、丸山を除けば3人とも実力実績申し分なく、優勝候補の一角と言えると思います。

ドリブンズ プラス89.2pt

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