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「遺書、公開。」

 陽東太郎さんの『遺書、公開。』は好きでずっと追いかけているマンガですが、まさか本当に「遺書公開」されるとは思いませんでした。

【この事実を知り、抵抗したとはいえ関わった者としての責任をどう取るか、ずっと考えてきました。事実を、公的な場所でしっかりと説明することができません。今の健康状態と体力ではこの方法をとるしかありませんでした。(55歳の春を迎えることができない儚さと怖さ)家族(もっとも大切な家内)を泣かせ、彼女の人生を破壊させたのは、本省理財局です。私の大好きな義母さん、謝っても、気が狂うほどの怖さと、辛さこんな人生って何?兄、甥っ子、そして実父、みんなに迷惑をおかけしました。さようなら】
赤木俊夫さん

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20200318/2000026671.html 

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 これから日本の国会でこの公文書改竄の問題について、安倍首相・麻生財務大臣・元財務省理財局長佐川宣寿氏は厳しく追求がなされると思うので、自分は別の視点からこの問題に光を当ててみようと思います。

 今回の「遺書公開」につながったのは、大阪日日新聞記者で、森友学園問題を当初から取材し続けている相澤冬樹氏が遺族から「手記」全文、および関連する手書きのメモの提供を受けることができたためです。

 https://news.yahoo.co.jp/by…/aizawafuyuki/20200318-00168352/

 この相澤冬樹氏のプロフィールには「大阪日日新聞編集局長・記者(元NHK記者)」と書かれています。

 この(元NHK記者)の意味するのは、この森友問題・公文書改竄問題の取材において、彼が以前に勤務していたNHKを首になったという事情があります。

 なぜ、彼はNHKを首になったのか?

 なぜ、大手メディアはこの「遺書」を手に入れることができなかったのに、相澤冬樹氏は手に入れることができたのか?

 この答えを知りたければ、彼の著書『安倍官邸 VS. NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由 (文春e-book)』を読んでください。

 これが、一流の記者だ!、というのがひしひしと伝わってくると思います。

ラオス おおえ

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